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- 1 (2015-03-01 (日) 09:29:13)
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魚の病気と原因のリスト
魚の病気を原因別にリスト表示。
治療の方法はそれぞれ異なるので詳しくは病名をクリック。
病気の主な原因
魚は健康な状態だと抵抗力を持っており、コイヘルペスなど一部のものを除いて、常在菌によって病気になることはない。
何らかの原因で抵抗力が落ちると病気になるため、まずは魚が調子を落とす原因を取り除くのが基本になる。病気の項目で紹介する温度を上げたり、薬浴をしたりというのはあくまで対処療法。
魚が調子を落とす主な原因は以下の通り。
水質の悪化
エサや生体の排出物、水草や肥料の老廃物など、水槽内の多くのものが由来した水質の悪化が原因で調子を落とす。
定期的な水換え、底床の掃除、適切なろ過装置の設置などの対策が必要。
生体の適応範囲を逸脱
生体によって適応できる水質の範囲は異なる。
ある生体にとって快適な環境でも、別の生体にとっては悪い環境ということもある。
似た水質を好む種を混泳させることが基本。
適切な水温、適切な水流、適切な酸素飽和度、適切なpH、適切な底床やレイアウトを把握する。
定期的に水質をチェックして生体の好む水質になるように底床やレイアウトを変更する。酸性に傾けるにはソイル、アルカリ性にするにはサンゴ砂、大磯砂、硬度を上げるには岩組など。
混泳魚による攻撃・追い回し
魚同士が喧嘩や追い回しを行うことで、傷が付いたり、体力が低下する。特に過密飼育は縄張り意識の高い種にとってストレスになる。過渡のストレス状態は病気を誘発する。
魚だけでなく人間によってガラス面を叩いたり、レイアウトの変更時に追い回したりすることも同様にストレスになる。
過密飼育の改善、混泳魚の見直し、セパレータで区切る、水草やアクセサリで隠れ家を作るなどレイアウトを調整する。
外部から病原の持ち込み
ポリプテルスなどほとんどのワイルド個体が寄生虫を持っていたり、ショップで適切に管理されず既に病気にかかっている生体を水槽に持ち込むと、健康な種にも伝染することがある。
他にも池や川の水草や水を水槽に入れる際には注意が必要。
十分トリートメントを行い、調子を整えてからメインの水槽に入れる。
生体の老化
魚も老化によって抵抗力が落ちる。
死んだ魚は病原菌に侵されて、水槽内に病原菌が蔓延することがある。
明らかに動きのおかしい個体は隔離するのが望ましい。また万一気が付かずに死んでも、エビや貝などのスカベンジャーが処理できるようにすると病原菌の蔓延は防げる。
以上のように魚の健康管理は複数の要素が複合的に影響する。そのため病気の予兆を見逃さないよう、普段から魚の様子を観察することが重要になる。
外傷・内臓疾患
外傷全般
魚同士の喧嘩、レイアウトとの衝突、ライトの急な点灯、ガラス面を叩く・レイアウト変更時などに驚かせる、水槽移動時に網で傷つける。などなど原因は様々。
原因になるものを取り除くのが第一。
背こけ病
背中がコケたようにやせ細って、水面付近をふらふらと泳ぐ。
エサに含まれる脂肪の質が悪いことで起きると言われている。
高タンパクの良質のエサに切り替える。
転覆病
細菌感染
抗菌剤を利用した治療を行う。サルファ剤、フラン剤、オキソリン酸での治療が効果的。
穴あき病
えら腐れ病
ひれ腐れ病
穴あき病
カラムナリス病
ネオン病
尾腐れ病
口腐れ病
エロモナス菌?
松かさ病
立鱗病
赤斑病
鰭赤病
まつかさ病?
ウイルス感染
コイヘルペス等は治療薬がなく、隔離とうの処置しかできない。
マクロギロダクティルス症にはトリクロルホンが有効。
乳頭腫症
コイヘルペス
マクロギロダクティルス症
寄生虫
有機リン系殺虫剤であるトリクロルホンやリフィッシュを用いて治療を行う。
エビや貝には有毒のため隔離して薬浴を行う。
イカリムシ症
コショウ病
ベルベット病
サビ病
ウーディニウム病
ウオジラミ症
チョウ病
白点病
白雲症
繊毛虫症
吸虫症
ハリガネムシ症
尾虫症
ハリ病
グッピー病
エピスチリス症
ツリガネムシ症
キドロネラ症
トリコジナ症
カビによる病気
第一に水質の改善を行い、メチレンブルーにて薬浴を行う。