ネオン病 - アクアリウムWiki

ネオン病(ねおんびょう) 　

目に見える症状が現れにくく、罹患すると致死率が高い。
ネオンテトラやカージナルテトラのみに表れる奇病としてネオン病と名付けられた。

現在ではフレキシバクター・カラムナリス（Flexibacter columnaris）が筋肉に直接感染することで引き起こされる細菌病と判明した。

カラムナリスが筋肉に感染することで発症する。

見た目の変化は少なく、体色が薄くなり、他の魚から離れて泳ぐようになる。

カラムナリス菌に侵される原因となる環境を改善する。
抗菌剤を利用した治療を行う。サルファ剤、フラン剤、オキソリン酸での治療が効果的。エサに加えて与えると効果が高い。

筋肉に直接作用するため発症してから治療は難しい。初期の段階であれば抗菌剤が効果的。
群れで飼育されることが多いため、他のネオンテトラにも伝染している場合が多い。そのため、群れ全体を薬浴するのが望ましい。