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エピスチリス症(えぴすちりすしょう)  

患部にエピスチリス(ツリガネムシ)が住み着くことで発症する。ツリガネムシ症とも呼ばれる。


原因  

繊毛虫であるエピスチリスは魚に寄生しない。傷が付いたり免疫機能が低下した魚の幹部に付着することで症状が進行する。

症状  

はじめは白点病のように小さな点だが、進行すると水カビ病のように白いモヤ状になる。水カビ病に比べると菌糸が短く白が強いため見た目で判別できる。
次第に穴あき病と同じように鱗がうっ血するようになる。

治療方法  

健康な魚はエピスチリスに感染しないため、症状が現れた時点で魚が弱っている可能性が高い。そのため隔離し様子を見る。

治療にはメチレンブルーが効果的。筆などを使って直接塗布するか、1週間程度の薬浴を行う。マラカイトグリーンも効果的。

二次感染で細菌性の病気にかかっている場合は抗菌剤を用いた治療を継続する。


関連項目  

白点病水カビ病?


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