小型水槽用の、エーハイム2004・2005は流量の調整が出来ます。
(正確には、吸水をしぼる事により、出水量を減らしている)
一般的な外部ろ過器は、流量調節が付いていません。
なぜでしょう?
ろ過器内のバクテリアも、酸素を消費します。一定量以上の流量がないと、
バクテリアが酸欠になり、ろ過効率が悪くなるからだと考えられます。
もう1つ。出水(吸水)をしぼると、モーターに負担がかかります。
機械本体へのダメージを減らすためにも、流量は一定の方が良いと思います。
じゃあ、どのように流量を調節しましょうね?
確かに、小型水槽で大きな外部ろ過器を使用すると、洗濯機状態になります(;´Д`)
そこで!
一番簡単なのは、シャワーパイプの穴をグリグリして拡げてしまいましょう!
穴が大きくなれば、水の勢いは弱まります。
後はシャワーパイプの水が出る穴を、背面側に向けてしまうとか。
ただ、この場合は水槽内全体の水の流れが悪くなり、変なコケが発生する事があります。
ADAの、リリィパイプ・スピンタイプを使用するのもありです。
リリィパイプ・スピンは、流量を弱める目的で発明?されたので、
まさに、お望み通りの製品です。
なお、エーハイムプロフェッショナル3シリーズのように、
モーターの回転数を変えて(モーターに流れる電流量を変えて)、
流量の調節ができる機種もあります。
こちらは、機械に負担をかけずに流量調節ができるので、便利です。(お高いけれど♪)
ポンプに負担がかかるのと、バクテリアのためだったんですね。
濾過槽のサイズと流量が相対的に増えていくのは、そういう理由もあるんですね。
大きなの一つで、沢山の種類の水槽に対応できるろ過器があれば便利だなーと思ったんですが、難しそうですね。
加工の仕方も教えていただいてありがとうございます。。
今回はおとなしく、水槽サイズにあったろ過器を買います。