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スーパー・オレンジフィン・レオパード・トリム  

ブラジル、ガイアナ・ブランコ川原産のいわゆるトリム系のプレコ。

オレンジフィン・レオパード・トリムの地理的変異と考えられており、オレンジの部分が多いものを指すようだ。
背ビレの端と、尾ビレの両端が鮮やかなオレンジになる。尾ビレのオレンジの入り方は個体によって異なり、尾ビレ全体がオレンジになるものもいる。
黒の締まったレオパードらしいヒョウ柄に鮮やかなオレンジは警戒色のように映える。

体高が低めで、尾ビレのフィラメントが長く伸び、それぞれの要素が美しい流線型のフォルムになる。
またトリム系の魅力にワニの鱗板を思わせる堅い鱗と、他種を寄せ付けない胸ビレの棘、ヒゲの刺がある。


Photo  

スーパー・オレンジフィン・レオパード・トリム
 

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データ  

学名Pseudacanthicus leopardus (Fowler, 1914)
英名Leopard cactus pleco
分類ナマズ(Siluriformes)目、ロリカリア(Loricariidae)科、アンキストルス(Pseudacathicus)属
通称L-600、LDA-073
分布ブラジル、ガイアナ・ブランコ川
最大体長40cm?
寿命
人工飼料冷凍飼料活餌。雑食性のため、植物質のもの、動物質のものを与える。赤虫やイトミミズを好む。
適性な水質温度-(20~28℃)
PH弱酸性~中性
硬度
飼育難易度普通
繁殖難易度大型の水槽であれば繁殖も可能とのこと。しかしあまりデータが無く、詳細不明。飼育者の加筆を求む。
オスメスの見分け方オス胸ビレが大きくなる
メスメスのほうが胸ビレが小さく、腹部がふっくらとする。
水槽内で好む高さ低層
混泳での注意点気性:攻撃的になることがある
底を這うようなタイプやヒレの長い魚のヒレを齧ることがある。中層を泳ぐ泳ぎの得意な中型魚以上の魚なら混泳できる。
気をつけたい病気白点病
推奨されるアクセサリなど岩組、エアレーション
避けたほうがよいもの掃除のしにくいソイルなどの底床
60cm水槽での適正な飼育数*11匹

特徴・飼育上の注意  

最大で40cmと大型なこともあり、可愛らしいプレコにはない野趣あふれる魅力を持っている。他のプレコと違いガラス面のコケを取ったりすることはできない。
トリム系は攻撃性の強い種が多く、本種も例外ではない。大きな流木で隠れ家を作ったり、セパレータで区切る等の対策無く混泳は危険。
特に同じく底を泳ぐプレコ系との相性は悪いので注意が必要。

雑食性で植物性のもの、肉食性のものを混ぜて与えよう。岩と木でレイアウト、エアレーションをする。

底床掃除を入念に行う。掃除のしにくいソイルは向かない。

など、他のプレコ同様で飼育できる。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

お値段がちょっと...。イチキュッパすね。(名無しさん 2022-08-31 (水) 07:04:26


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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています