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グリーン・ネオン・テトラ  

南米アマゾン川、オリノコ川流域、ネグロ川上流部に生息する小型テトラ。

アクアリウムを代表するネオン・テトラの親戚で、グリーンのラインが尾ビレまで伸びるのが特徴。特徴であるレッドはあまりでない。大きさはネオン・テトラと同じ程度。グリーンと名前が付いているが、多少エメラルドグリーンになる程度で基本的にはブルー。

群泳させて水槽内を泳ぐ姿が美しく、多くの水草水槽に導入されている。

飼育に関しては導入時さえ乗り切れば丈夫で飼いやすく、初心者にお薦め。繁殖は困難で逆に増えすぎてバランスを崩すようなこともないので水草水槽でのタンクメイトとして人気が高い。

繁殖が難しい関係でアマゾン川流域で大量に採取され日本に輸入される。しかしアマゾン川の生態系も森林の伐採などで変わり、環境保護の観点からブリードものも出まわるようになってきている。
飼育方法はネオン・テトラと同じで良いだろう。


Photo  

グリーン・ネオン・テトラ
 

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写真提供:茶無中さん[編集]

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写真提供:Bonjour[編集]

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写真提供:吉田観賞魚販売 緑がかった青と、臙脂っぽい赤のネオンテトラ
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データ  

学名Paracheirodon simulans(Gery, 1963)
英名Green neon tetra、Hyphessobrycon simulans
分類カラシン(Characiformes)目 、カラシン(Characidae)科、パラケイロドン(Paracheirodon)属
通称グリーン・ネオン・テトラ
分布オリノコ川流域、ネグロ川上流部
最大体長3cm
寿命2〜3年
人工飼料冷凍飼料活餌選ばずなんでもよく食べます。
適性な水質温度23〜27℃
PH4.0〜6.0
硬度軟水
飼育難易度やさしい
繁殖難易度難しい。グリーン・ネオン・テトラの子供はとても小さいため合わせたエサを与えるのが困難で、捕食されないためには多くの隠れ家が必要なため狭い水槽内で繁殖させることは難しいとされています。
オスメスの見分け方オス見分けるのは困難
メス見分けるのは困難。多少腹部がふっくらしている
水槽内で好む高さ中層
混泳での注意点非常に大人しく捕食されなければどんな魚とでも混泳出来ます。臆病な性質があるのである程度まとまった数で飼うと状態よく育つ。
気をつけたい病気カラムナリス症?白点病
推奨されるアクセサリなど隠れ家を作るための水草など
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*154匹

特徴・飼育上の注意  

導入時の水合わせさえ失敗しなければ飼育は簡単です。
安価で大量に仕入れる関係から状態の悪いものも販売されている可能性が大きい。ショップで買う場合は1週間以上飼育されて落ち着いたものを選ぶといいだろう。ヒレが閉じていたり、傷がついていたり、痩せてヒョロヒョロとしたものは避けたほうが良い。
繁殖は困難で逆に増えすぎてバランスを崩すようなこともないので水草水槽でのタンクメイトとして人気が高い。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

こんにちわ。30cm水槽で、ベタ・メス3匹と、グリーンネオンテトラ5匹です。ベタが優しいのか、グリーンネオンは群泳あまりせず、のんびり泳いでます。(snow. 2018-08-13 (月) 21:04:47


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初めまして。60cmのスリム水槽で熱帯魚飼育を始めたばかりの者です。

パイロットフィッシュとしてネオンテトラのSサイズを購入しようとしたところトリートメント中で販売できないとのことだったので、隣の水槽で泳いでいたこの子たちを5匹お迎えしました。

お迎えして一週間になりますが、臆病な性格なのか水草の陰に隠れていることが多く、餌の食いつきもあまり良くありません。とはいえ一週間たっても普通に泳いでいるところを見ると、底の方に落ちた餌を見えないところで食べてでもいたのではないかと思います。

この度新たにグローライトテトラを5匹お迎えしたのですが、餌の食いつきの良いグローライトテトラと好対照になっています。(フォーリナー 2018-09-01 (土) 21:05:05


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45cm水槽に17匹飼ってます。キューバパールグラスと岩の草原レイアウトで、ソードテール2匹とヤマトヌマエビ6匹。みな喧嘩せず自由気ままに泳いでいます。かなり小さい個体を購入し、最初は全然群れずに落ち着きない泳ぎ方でしたが、1週間ほどで群れて泳ぐようになりました。エサはすり潰して与えると食べやすい、とペットショップの店員さんに言われましたが大きいままでも食いついてきてガッツリ食べるのでもうすり潰してません。シートタイプの、普通の熱帯魚用のエサです。
フィルターとガラス面の間に挟まって動けなくなってたことがあったのでスポンジで間を埋めました。水槽の中でキラキラ輝いててとても癒されます。(名無しさん 2020-05-13 (水) 12:54:56


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phに関しては軟水であれば非常に適応範囲は広く感じる。ph7.5〜8.0程度で長期飼育できている。(東北民 2023-11-09 (木) 15:08:52


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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています