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色温度(いろおんど)  

色の波長を表す単位。ケルビン(kelvin)で表す。

光を発する物体の温度によって色合いが変わる。
温度が低い順に赤、黄、透明、青、紫と変色する。一般的に白の基準にされる色温度が6500K。人間の見た目には青みがかっていたほうが白く明るく感じるため、オフィスや店舗など明るさを求められる場面では9000K程度のライトが採用される。

色温度と見え方  

Color_temperature.png

色温度によって異なるライトの名称  

蛍光灯はライトの色温度によって数種類用意されているが、メーカーによって表現は異なる。一般的には色温度の高いものから、昼光色、昼白色、電球色とされる。クール色、ナチュラル色、ウォーム色と呼ばれることもある。

昼の太陽の下で見たような水景を目指す場合は電球色である3000K程度の電球色を用いる。

一般的な水槽では水草や生体の色を自然に近い色で見られる6500Kのものが用いられる。

水中では赤系の色が減衰しやすいため、青系の色だけが残るため水が青っぽく見える。
そのためある程度水深のある場所に生息するサンゴは青系の波長を利用して光合成を行う。
海水水槽ではそのような海の環境を再現する17000K程度の青っぽいものが用いられる。


関連項目  

蛍光灯メタルハライドランプLED照明


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