LED照明

LED照明(えるいーでぃーしょうめい) 　

発光ダイオードを利用した灯具。

同じ明るさの場合、蛍光灯に比べて長寿命で低消費電力。光量の必要ないベアタンク等には最適。

一番の特徴は高寿命。
製造時から比較して70％の光量を維持できる期間が40,000時間。
蛍光ランプ・メタルハライドランプでは6,000～10,000時間程度。

LEDは低発熱と言われているが、それは低光量の場合。LEDも電力の70％は熱になるため、高光量のものは高温になる。
ちなみに蛍光灯は75％が熱になり、25％が光になると言われている。

蛍光灯やメタハラと比べて同じルーメン数の場合は、前面に光が出るLEDのほうが対象に届く光量が多い。

水草水槽に利用可能な3Wや10WといったハイパワーのLEDモジュールは高価。

2015年現在、蛍光灯の場合、60cm規格水槽用の40Wの灯具で4,000～10,000円程度であるのに対して、同程度の光量を持つものは30,000～50,000円と5倍以上の価格差がある。価格差は縮まってきているものの、高光量のものは蛍光灯やメタハラに軍配が上がる。

2015年現在の場合、一般的に流通しているLED照明は60lm/w程度と光量の必要な場面では蛍光灯やメタルハライドランプに軍配が上がる。

実験段階では200lm/Wを超える高効率のものが開発されている。
いずれそうした高効率のものが主流なると考えれるが、まだ製品として流通しておらず発展途上の分野。