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ロージー・バルブ  

中東や東南アジアに生息する小型なコイの仲間。
流れの穏やかな岩で構成された支流に生息している。

原種は背側が若干イエローになる程度で日淡のような銀色をしている。尾筒のあたりに入る黒いスポット模様を持つ。繁殖期のオスは名前の通りバラのようにレッドが出る。
飼育・繁殖共にも容易なこと古くから親しまれており、改良品種も多く作られている。ゴールデン、ブラッドレッド、ファイヤーバルブと多様なタイプが流通する。背びれや尾びれの長くなるロングフィンタイプも知られている。

いかにもコイといった体形をしていて、遊泳力があり活発に泳ぎ回る。
多少混泳相手を選ぶことや、弱アルカリ性が向いているので状態良く飼育するには水草との相性を考えてから導入する必要がある。
しかし水質への適応能力が高く、多少酸性よりでも問題なく飼育できる。

以前はプンティウス(Puntius)属だったが、現在ではペティア(Pethia)属に分類された。


Photo  

ロージー・バルブ
 

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写真提供:吉田観賞魚販売 名前に負けない情熱的な赤![編集]

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データ  

学名Pethia conchonius (HAMILTON, 1822)、以前はPuntius conchonius
英名Rosy Barb、Red Barb
分類コイ(Cypriniformes)目、コイ(Cyprinidae)科、ペティア(Pethia)属
通称ロージー・バルブ、ファイヤーバルブ、ネオンゴールデンロージーバルブ
分布アフガニスタン、ネパール、インド、バングラディッシュ
最大体長6cm(まれに10cmに達することもある)
寿命3〜4年
人工飼料冷凍飼料活餌選ばずなんでもよく食べます。
適性な水質温度23〜28℃
PH7.2〜7.8
硬度非常な軟水〜中程度の硬水:5〜15 °d
飼育難易度やさしい
繁殖難易度やさしい。基本的には容易だが、増やしたい場合は環境を整える必要がある。ばら蒔くように産卵するタイプで、メスをオスが追い回すようになったらペアを別水槽に移す。ウィローモスやモップなど隠れ家のある場所に産卵する。卵を生んだら捕食してしまうためすぐに隔離しよう。エサはブラインシュリンプを与えよう。
オスメスの見分け方オス繁殖期にはヒレと体が赤く染まる
メスオスに比べると薄く、黄色い体色をしている
水槽内で好む高さ中層、底層
混泳での注意点同種同士ではかなり追い回すことがある。テリトリーを主張できない程度に過密にする必要がある。他の魚も攻撃することがあり、あまり大人しい泳ぎの得意でないタイプとの混泳はよく観察する必要がある。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*127匹

特徴・飼育上の注意  

弱アルカリのほうが調子がよいが、中性付近でも問題なく飼育できる。エサも何でも食べて、飼育しやすいが、プンティウス属ということもあり遊泳力があり、攻撃的な面があるので混泳には注意が必要。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

キアヌ
ベタスプレンデス ミッキーマウスラプティ コリドラスアエネウス コリドラスパリスタ ロージーバルブを1匹ずつ飼っているのですが。一番ロージーが気性荒いですね。ベタやコリドラスを虐めます。尾びれに噛み付いたりして(泣)ミッキーとは仲良くやっているようです。ベタが弱ってきたので、ロージーをかくりしたんですが。あら、不思議他の子達が自由に泳いでますwロージーを隔離する前は、ミッキー以外角に隠れるかんじでした。他の子達にはカワイそうな事しちゃいました。ロージーが隔離を何回かして、他の子達を虐めてはいけないと体で覚えてくれるのを祈りますw (名無しさん 2013-01-29 (火) 18:01:07

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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています