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レヴィス・ハチェット  

ブラジル・アマゾン川原産のハチェット。

ハチェットフィッシュらしい、縦に扁平な体をしている。今にも飛び出しそうな羽のような胸ビレ、ぷっくりと膨らんだ腹。水上を見やすいように潰れた頭部。水面を漂うように泳ぐ。

それら全ての特徴が水上の虫を捕まえるために備わっているのが分かる。

同じハチェット系で有名なシルバー・ハチェットによく似た種で、本種のほうが透明感が高いので区別ができる。

別名にある通り、本種をシルバー・ハチェットとする例も多い。過去はあまり流通していなかったので明確な区別はしていなかったが、最近ではブリードものとしてよく入荷されるようになったので区別するようになった。


Photo  

レヴィス・ハチェット
 
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データ  

学名Gasteropelecus levis (C. H. Eigenmann, 1909)
英名Silver hatchetfish
分類カラシン(Characiformes)目、ガステロペレクス(Gasteropelecidae)科、ガステロペレクス(Gasteropelecus)属
通称シルバー・ハチェット、ガステロペレクス・レヴィス、スポッテッドシルバーハチェット
分布ブラジル・アマゾン川
最大体長6cm
寿命3~5年
人工飼料冷凍飼料活餌など。人工餌に餌付きにくい面があるので、その場合は赤虫やミジンコ等の生き餌を与える。人工餌を与えるにしても肉食用の餌をあげよう。
適性な水質温度24~28℃
PH5.0~7.0
硬度非常な軟水~中程度の硬水:1~12 °d
飼育難易度普通
繁殖難易度繁殖も可能なようだが、詳しい方法は不明。
オスメスの見分け方オス
メス
水槽内で好む高さ上層
混泳での注意点気性:大人しい
捕食さえされなければ、大人しいため大抵の種と混泳可能。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど飛び出すことが多々あるので水槽の蓋は必須。特に本種は飛び出しが多いので、ピッタリと隙間なくはまる蓋を用意する。
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*19匹

特徴・飼育上の注意  

臆病な面があるので5匹程度の群れで飼育すると良い。

アマゾンで空中の虫を捕まえているジャンプ力は凄まじく、一度の跳躍で数メートル先まで飛ぶこともある。
そのため蓋は必須。体が細いため餌用のスリットからでも飛び出すことがある。少しの隙間もつくらないようにピッタリとハマる蓋を用意しよう。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています