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ラスボラ・アイントベニー  

インドネシア、スマトラ島に生息するコイの仲間。
熱帯雨林地帯の水草が鬱蒼と生えた薄くらい沼や池などに生息する。タンニンやフミン酸などの影響で極端にpHが低くなる(pH3.0)ことがある水域に生息している。

茶褐色の細長い体形に、縦にまっすぐ入るブラックのラインが特徴。日本の川魚のような地味な体色だが、飼い込むとうっすらと飴色になる。
中型で細長い体型なので、カラシンや他のラスボラと混泳させると魚影にコントラストが付いて面白い。主張も強すぎず、大人しいため水草水槽に入れるスーパーサブ的な役割を果たす。

採取される地域によって縦に入るブラックのラインが不鮮明な個体も存在する。

飛び出しの事故が多いのでぴったりとはまる蓋を用意しよう。


Photo  

ラスボラ・アイントベニー
 

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データ  

学名Rasbora einthovenii (Bleeker, 1851)
英名Brilliant rasbora
分類コイ(Cypriniformes)目、コイ(Cyprinidae)科、ラスボラ(Rasbora)属
通称ラスボラ・アイントベニー、ブリリアントラスボラ、ラスボラ・エイントベニー
分布インドネシア、スマトラ島
最大体長9cm
寿命3〜5年
人工飼料冷凍飼料活餌選ばずなんでもよく食べます。
適性な水質温度22〜26℃
PH5.0〜6.5
硬度非常な軟水〜軟水:5〜8°d
飼育難易度やさしい
繁殖難易度普通。ウィローモスなどに卵を植えつけるタイプで、稚魚は2〜3日で孵化する。数百という単位の多くの卵を産む。卵は見つけたらすぐに回収しないと食べられてしまう。エサは回遊するようになったらブラインシュリンプで問題ないだろう。
オスメスの見分け方オススリム
メス繁殖期には腹がふっくらとする
水槽内で好む高さ中層
混泳での注意点大きくなるが大人しい性格のため多くの魚と混泳可能。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなどぴったりとはまる蓋
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*118匹

特徴・飼育上の注意  

導入時の水合わせさえ失敗しなければ飼育は簡単です。弱酸性の水で飼育すれば問題なく飼育できます。

飛び出し事故が多いのでぴったりとはまる蓋を用意しよう。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています