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ペルヴィカクロミス・タエニアータス  

南米原産のドワーフシクリッドの代表的な種。

その魅力を文字で伝えるのは難しい。
地理的変異も大きく、採取場所によって色合いが大きく異る。
基本的には褐色系の体色で、顎から腹にかけてイエローが入る。オスの背ビレと尻ビレは長く伸長し、端にシアンブルーとレッドのラインが入る。尻ビレは全体的にパープル。背ビレの後ろにはパープルとシアンブルーの縞模様。尾ビレの上側はイエローにブラックのスポットが入り、下側はパープルとシアンブルーの縞模様になる。
他にもエラブタに黒いスポットが入るもの、全身がイエローになるものなど、紹介できないほど色彩に溢れた種。

おとなしい性格で、大抵の魚と混泳することができる。


Photo  

ペルヴィカクロミス・タエニアータス
 
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データ  

学名Pelvicachromis taeniatus (Boulenger, 1901)
英名Striped Kribensis
分類スズキ(Perciformes)目、カワスズメ(キクラ、シクリッド)(Cichlidae)科、ペルヴィカクロミス(Pelvicachromis)属
通称
分布ナイジェリア、カメルーン
最大体長8cm
寿命
人工飼料冷凍飼料活餌など。雑食性で何でも食べる。
適性な水質温度22~26℃
PH5.0~7.5
硬度非常な軟水~中程度の硬水:5~12°d
飼育難易度普通
繁殖難易度普通
産卵はケーブスポウナーで、砂を掘って移動させて、植木鉢の入り口を狭くし、巣を作る。
成熟したペアに冷凍餌など、嗜好性の高い餌を頻繁に与えると産卵する。産卵時にはメスの腹に濃い紫色の婚姻色がでる。産卵床を作って、2匹で寄り添うようになると大抵産卵している。
黄色い卵を50個程度産み付ける。2~3日で孵化して、5~7日で泳ぎ出す。泳ぎだしたらブラインシュリンプを与える。
オス・メス共に卵や稚魚を守りる。もし確実に増やしたいなら、捕食を避けるためにメスと卵だけで別水槽に移すのが確実。
オスメスの見分け方オス
メス産卵時にはメスの腹に濃い紫色の婚姻色がでる
水槽内で好む高さ中層
混泳での注意点気性:大人しい
おとなしい性格で、大抵の魚と混泳することができる。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど細かな砂の底床、流木や岩組、もしくは植木鉢・ヤシの実シェルター
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*120匹

特徴・飼育上の注意  

生息地の環境を模して、細かな砂の底床、流木や岩組、もしくは植木鉢・ヤシの実シェルターなどの隠れ家などを用意すると状態よく飼育できる。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

産卵のこつ
稚魚はアピストより、若干大きい。ブラインで育て、数ヶ月後人工飼料に切替。稚魚が泳ぎだしたタイミングで、雄は抜き雌に面倒を見させます。よいペアなら、導入数ヶ月で産卵可能。ピートモスを使うとより可能性が高まります。(濱中 2014-12-30 (火) 20:33:02


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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています