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フラッグテール・ポートホール・キャット  

南米:アマゾン川流域に生息するナマズの仲間。
ゆっくりと流れる小川や小さな池などに生息している。そのため早い流れは苦手。

ラミーノーズ・テトラによく似た尾ビレをしており、ブラックとの縞模様をしている。
それ以外はずんぐりとした体形に4本のヒゲとナマズの特徴をしっかりと持っている。稚魚のうちはスマートだが成長するに連れてずんぐり愛嬌ある体になる。

コリドラスと同じカリクティス科で丈夫で飼育しやすく大人しいため活躍の場は広い。
コリドラスと同じように大食漢なので専用のエサをあげよう。


Photo  

フラッグテール・ポートホール・キャット
 

cat.fragtail (2).jpg
写真提供:Swamp[編集]

KIMG6446.JPG
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データ  

学名Dianema urostriatum(Miranda-Ribeiro, 1912)
英名Flag-Tailed Catfish、Flagtail Catfish、Flagtail Porthole Catfish
分類ナマズ(Siluriformes)目、カリクティス(Callichthyidae)科、ディアネマ(Dianema)属
通称フラッグテール・ポートホール・キャット
分布南米:アマゾン川流域
最大体長9〜13cm
寿命8〜10年
人工飼料冷凍飼料活餌。沈下性のキャットやコリタブが向いている。イトミミズ赤虫も好物。
適性な水質温度25〜28℃
PH6.0〜7.0
硬度非常な軟水〜硬水:5〜19 °d
飼育難易度やさしい
繁殖難易度難しい。まずは乾季をシュミレーションする。水位を下げ温度を多少上げる。エサを少なめにして絞らせる。その後水量を増やし、温度を下げて大量の換水をすることで擬似的な乾季と雨季を作り出す。それがトリガーとなり繁殖する。雨季の開始時に産卵する習性を利用するわけだ。数カ月単位のシュミレーションが必要なので手間がかかる。細かい繁殖の方法はコリドラスを参照。
オスメスの見分け方オスシャープでスリムな体型
メス上から見ると腹部がふっくらとしている
水槽内で好む高さ底層
混泳での注意点大人しいので多くの魚と混泳できる。しかし口に入るサイズの魚やエビは避けよう。また臆病でなので隠れ家を多めに作ってあげよう。
気をつけたい病気カラムナリス症?エロモナス症?
推奨されるアクセサリなど底床を口でさらうようにエサを探すので細かな砂状の底床が望ましい。臆病なので隠れ家となる土管?がお奨め。ほかにも隠れられる大きな流木水草など。また適度な水流を好むので、水流を生むような水中ポンプろ過器?
避けたほうがよいもの角のある底床、硬度を上げるサンゴ砂?
60cm水槽での適正な飼育数*133匹

特徴・飼育上の注意  

弱酸性の水であれば問題なく飼育できる。ただし導入時に調子を落とすことがあるので水合わせは丁寧に行うこと。
大食漢で底床に体をつけて生息するため水換えの時にしっかりと底床を掃除してあげよう。汚れた環境だとヒレや自慢のヒゲが溶けてしまうこともある。

飛び出すことがあるので蓋をしよう。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています