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チョコレート・ゼブラ・プレコ  

南米のタパジョス川に生息するプレコ。

インペリアル・ゼブラ・プレコに似た体色だが、黒の部分がチョコレート色になることからこの名前がつく。模様の個体差が大きく、バンドが斜めに入ったもの、スポット状になったものなどがいる。
流木や水槽に吸い付く愛嬌ある姿も見せてくれる。

渓谷のような環境で生息していたようで、水流を作り、流木を入れるなど環境を再現すると見ごたえがある。
繁殖も可能なようで、挑戦してみるのもいいだろう。
コケ取りとして導入することもあるが、きれいにできるのは大きな器具や水槽の表面くらいだろう。


Photo  

チョコレート・ゼブラ・プレコ
 
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データ  

学名Hypancistrus sp.
英名Chocolate Zebra Pleco、Tapajos Zebra Pleco
分類ナマズ目、ロリカリア科、ヒポストムス(Hypostomus)属
通称チョコレート・ゼブラ・プレコ、L270、 L307、LDA76
分布南米:タパジョス川
最大体長10〜12cm
寿命5〜8年
人工飼料、他のプレコと違い肉食系のエサを好む。冷凍アカムシが好物
適性な水質温度27〜30℃
PH6.5〜7.0
硬度軟水〜中程度の硬水:6〜16 °d
飼育難易度普通。
繁殖難易度難しい
繁殖は水槽内で可能との情報もあるが詳しい情報はわからない。以下は一般的なプレコの例。
他のプレコ同様に産卵筒を使うとよい。時期になるとオスが産卵筒を守りはじめ、それに誘われてメスが卵を産みます。オスは受精させたあとその場に残り卵を守ります。卵は少なく一度で10個ほどです。ここまで来たら成功したも同然。
稚魚の飼育も簡単でプラケなどに移した卵は2日ほどで孵化する。
孵化して2日ほどでヨークサックで成長する。その後は細かく砕いた親魚用のエサを上げれば1カ月ほどで親そっくりの形に成長する。もちろんブラインシュリンプなどを与えてもよい。
オスメスの見分け方オス−(データなし)
メス−(データなし)
水槽内で好む高さ底層
混泳での注意点大人しいので多くの魚と混泳できる
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど水流を好むようなので水流を作る水中ポンプろ過器?など
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*15匹

特徴・飼育上の注意  

おとなしい性格で水槽や底をせっせと磨く。あまり他の魚のテリトリーとぶつかることもないので多くの魚と混泳出来る。
しかしショップでのコンディションが悪いことがあるので、落ち着いた個体を選ぶようにしたい。人工飼料を食べている個体かどうかも重要になるので店頭では聞いてから購入したい。
渓谷のような場所に生息していたので水流を好む。流木と合わせて環境を再現するといいだろう。
中性付近の水質で飼育したい。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています