現在位置 : トップページ生体図鑑エビ・貝・カニ図鑑 > タイヤトラックスネール

タイヤトラックスネール  

イシマキガイによく似た貝で、レッドやオレンジ系の明るい貝殻を持つ。
殻にある模様がタイヤの跡に見えることから、欧米ではトラックスネールと呼ばれる。日本では分かりやすくタイヤトラックスネールと呼ばれる。
またレッドの強いため、レッドタイヤトラックスネールとして流通することもある。

草食性が強く、様々な苔を食べる。一説には黒髭苔を食べる個体もいると言われているが、真偽の程は確かではない。

繁殖には汽水が必要なため、水槽内で増えることがない。しかし白い卵をそこかしこに産み付けるので、気になる方は注意して導入したい。

石巻貝?によく似た貝で、殻の色に個体差が多く、赤や黄色の体色を持つものもいる。
また殻に角のような棘が生える特徴も持っている。


タイヤトラックスネール
 

483.jpg
写真提供:吉田観賞魚販売 トラックに轢かれて、タイヤのあとがついちゃった!ような模様?[編集]

画像をここにアップロード
写真提供:[編集]

画像をここにアップロード
写真提供:[編集]

写真の編集方法。または画像掲示板にUPしてください。
※Webページに掲載された画像の転載などの著作権違反行為は禁止しています。

データ  

学名Nerite Sp
英名Vittina semiconica, Neritina semiconica, red onion snail, tracked nerite snail
分類アマオブネガイ(Neritimorpha)目、アマオブネガイ(Neritida)科、アマオブネ(Nerite)属
通称レッドタイヤトラックスネール、レッドオニオンスネール
分布インドネシア
最大体長2.5cm
寿命2〜3年
水槽内のコケ、昆布、茹でたほうれん草やブロッコリーの芯
適性な水質温度20~27℃
PH
硬度
飼育難易度やさしい
繁殖難易度非常に難しい。
両側回遊型のため、幼貝の育成には汽水域と豊富なプランクトンが必要になる。水槽のような限られた空間では十分に餌を確保できない。また魚にとって恰好の餌になるため混泳魚がいる場合は成長させることはできない。専用に環境を整えて、汽水の環境で、新鮮なプランクトン豊富な青水を毎日与えると人工で増やすことも不可能ではない。
オスメスの見分け方オス見分けるのは困難
メス見分けるのは困難
水槽内で好む高さ
混泳での注意点大型のフグなどのスネールイーターとの混泳はできない
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*166匹

特徴・飼育上の注意  

弱酸性で硬度の高い水を好む。酸性が極端に強いと調子を落とす事がある。
また、高水温に弱いため30℃を超えるような環境では飼育することができない。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

お名前:


このページをソーシャルメディアで共有する

このエントリーをはてなブックマークに追加

*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています