現在位置 : トップページ生体図鑑熱帯魚図鑑淡水魚図鑑 > タイガー・オスカー

タイガー・オスカー  

オスカーの改良品種でレッドの模様が虎のように複雑にからみ合って入る。かなり個体差が大きく、成魚になると赤い部分が繋がって大きくなる。

飼育に関してはオリジナルに準ずる。

強い生命力で南米の広範囲で生息が確認されている。現在流通しているものはほとんどが東南アジアブリードのもので、原種のオスカーよりも改良品種のほうがメインになっている。

その凶暴性はシクリッドの中でもトップクラスで、基本的には単独飼育推奨。
口に入るサイズや同じシクリッド系との混泳は不可。どうしても混泳したい場合は、同じくオスカーを複数匹入れてテリトリーを主張できないほど過密にするか、プレコやポリプテレスなど形態の異なる種を入れる。
しかしその凶暴性にいつ火が付くかわからず、混泳は綱渡り状態。


Photo  

タイガー・オスカー
 

791.jpg
写真提供:吉田観賞魚販売 まだベイビーです。
[編集]

IMG_7513.JPG
写真提供:[編集]

画像をここにアップロード
写真提供:[編集]

写真の編集方法。または画像掲示板にUPしてください。
※Webページに掲載された画像の転載などの著作権違反行為は禁止しています。

データ  

学名Astronotus ocellatus var.
英名
分類スズキ(Perciformes)目、カワスズメ(キクラ、シクリッド)(Cichlidae)科、アストロノタス(Astronotus)属
通称
分布改良品種(原種はコロンビア、ベネズエラ、ボリビア、エクアドル、ペルー、ブラジル、フランス領ギアナ、パラグアイ、ウルグアイ、アルゼンチン)
最大体長35cm(野生種は40cm)
寿命6~12年
人工飼料冷凍飼料活餌選ばずなんでもよく食べます。
適性な水質温度20~24℃
PH6.5~8.0
硬度非常な軟水~非常な硬水:5~25°d
飼育難易度普通
繁殖難易度やさしい
オープンスポウナーで開かれた場所にある岩や流木に卵を産み付ける。ベアタンクでは水底のガラス面に植え付ける。
産みつけたばかりの卵は白色をしていて、時間が経つと黄色に変わる。1度に200~400程度の卵を産み付ける。
稚魚はブラインシュリンプを与えれば問題なく飼育できる。
残念なことに大量の稚魚を飼育できる環境は極限られている。飼育できない場合は責任をもって処理しよう。思い入れがあると言っても、間違っても放流等はしてはならない。
残念なことに世界中でアクアリストによって放流された個体が、その強い生命力で住み着き、在来種を脅かす例が後を絶たない。
オスメスの見分け方オスオスのほうが多少大きく、色も強く出るが個体差も大きく判別は困難。
メス
水槽内で好む高さ中層
混泳での注意点気性:強い攻撃性あり
口にはいるサイズや同じシクリッド系との混泳は不可。どうしても混泳したい場合は、同じくオスカーを複数匹入れてテリトリーを主張できないほど過密にする。プレコやポリプテレスなど形態の異なる種を入れる。といった組み合わせが考えられます。しかしその凶暴性にいつ火が付くかわからず、混泳は綱渡り状態です。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*11匹

特徴・飼育上の注意  

餌はなんでもよく食べる。肉食シクリッド用の人工飼料だけで問題なく飼育できる。
野生では小さなナマズ、コオロギ、ミミズ、エビなどを食べているので、クリルや赤虫等を与えるのも良い。高タンパクの牛肉や、病原菌の多い小赤などは不可。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

60cm水槽で、最初は飼育していたのですが大きくなるにつれ、水を汚しまくっていたので90cm水槽で飼育した方が無難だと思います!(名無しさん 2024-01-08 (月) 21:56:07


このレビューが参考になった…[投票] 14 

お名前:


このページをソーシャルメディアで共有する

このエントリーをはてなブックマークに追加

*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています