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ゼブラ・キャット  

アマゾン川上流に生息する大型のナマズ。

名前の通り頭以外の部分に全て白と黒のゼブラ模様が入る。
頭は横に潰れたような扁平な形をしており、ねずみ色をしている。能のお面のように開いた口と、体の割に小さな目が特徴的。

3対(6本)のヒゲをもち、その内の1対は非常に長くなる。その長いヒゲと同じくらい長いフィラメントを尾ビレの上下に持っている。

生息する川は、支流同士が交差する白波が立つほどの急流域で、茶色く濁った溶存酸素度の高い水。
そのため水槽内に強い流れとエアレーション、合わせて非常に広い遊泳スペースが必要。
また水質の悪化にも弱いので強力なフィルターが必要になる。


Photo  

ゼブラ・キャット
 
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データ  

学名Brachyplatystoma tigrinum (Britski, 1981)
英名Zebra Shovelnose、Tigerstriped Catfish
分類ナマズ(Siluriformes)目、ピメロドゥス(Pimelodidae)科、不明(Brachyplatystoma)属
通称ゼブラシャベルノーズキャット
分布ペルー・アマゾン川
最大体長48cm(野生では80cm)
寿命8~18年
人工飼料冷凍飼料活餌。生き餌を好み、エビや白身魚、イカなどを与える。
適性な水質温度24~28℃
PH6.8~7.6
硬度軟水~硬水:6~16°d
飼育難易度非常に難しい
繁殖難易度水槽内での繁殖は記録されていないが、6月から11月の雨季に行われるようだ。
オスメスの見分け方オス
メス
水槽内で好む高さ中層~低層
混泳での注意点気性:強い攻撃性あり
混泳は不可
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*1-匹

特徴・飼育上の注意  

生息する川は、支流同士が交差する白波が立つほどの急流域で、茶色く濁った溶存酸素度の高い水。
そのため水槽内に強い流れとエアレーション、合わせて非常に広い遊泳スペースが必要。
また水質の悪化にも弱いので強力なフィルターが必要になる。

海外の文献によると長期維持には幅10m×高さ4mもの巨大な設備が必要になるそうだ。
確かに日本で飼育可能とされている120~150cm水槽などで飼育されている個体は、突然死したという報告があまりに多い。

水槽内での繁殖は記録されていないが、6月から11月の雨季に行われるようだ。強い攻撃性を持っており、口にはいるものは何でも食べ、同程度の大きさの魚や同種間でも激しい喧嘩をするので、混泳は不可。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています