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オトシン・プレコ  

南米のコロンビアやペルーに生息するプレコ。
オトシンクルスに似た顔をしているためにオトシンプレコと名付けられた。

13cmと中型のプレコながら臆病な性格で土管や流木の影に隠れて過ごすことを好む性質がある。

エサは何でも良く食べるが、人工飼料に慣れるとコケは食べなくなる。飼いやすく水質の変化にも強いため初心者にもお勧めできる。
しかし15年生きたとの報告もあり長期飼育へのの考慮は必要になる。

熱帯魚として一般に流通する種ではなく、他の種に紛れて入荷する程度。
飼育データなども不明な点が多い。飼育者の加筆を求む。


Photo  

オトシン・プレコ
 

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データ  

学名Peckoltia ucayalensis (Fowler, 1940)
英名Bola Pleco
分類ナナマズ(Siluriformes)目、ロリカリア(Loricariidae)科、ペコルティア(Peckoltia)属
通称オトシン・プレコ、L146(コロンビア産)、L232(ペルー産)
分布南米(コロンビア、ペルー):ウカヤリ川、プトマヨ川
最大体長13cm
寿命10〜15年
人工飼料、何でも良く食べてくれるがなれるとコケは食べなくなる。
適性な水質温度23〜27℃
PH6.5〜7.5
硬度軟水
飼育難易度やさしい
繁殖難易度難しい(可能なようだが大きな水槽が必要になる。成功例はあまり聞かない。)
オスメスの見分け方オス−(見分けるのは困難)
メス−(見分けるのは困難)
水槽内で好む高さ底層
混泳での注意点大人しいので多くの魚と混泳できる
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど隠れ家となる土管や流木
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*16匹

特徴・飼育上の注意  

プレコの中では13cmと中型に位置し、水質の変化に強い。多少の水流とエアレーションを好む。
他のプレコと同じように飼いやすく水質の変化にも強いようだ。単独飼育でも見ごたえのある大きさなので初心者にもおすすめできるプレコだ。
産卵例はあまり聞かない。どうやら大きな水槽が必要になるようだ。成功した方はぜひ方法を教えて欲しい。

(以下は他のプレコの繁殖方法。)
産卵筒を使うとよい。時期になるとオスが産卵筒を守りはじめ、それに誘われてメスが卵を産みます。オスは受精させたあとその場に残り卵を守ります。卵は少なく一度で10個ほどです。ここまで来たら成功したも同然。
稚魚の飼育も簡単でプラケなどに移した卵は2日ほどで孵化する。
孵化して2日ほどでヨークサックで成長する。その後は細かく砕いた親魚用のエサを上げれば1カ月ほどで親そっくりの形に成長する。もちろんブラインシュリンプなどを与えてもよい。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

本日60cmの熱帯魚水槽にお迎えしました、随時何かあればコメントしようと思います(名無しさん 2023-08-15 (火) 17:14:24


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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています