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オキシロプシス  

南米に生息する細身のプレコ。

流木に似た渋い黒と茶の体。
他のプレコに比べるとスレンダーで体長も短く小型だ。
スレンダージャイアント・オトシン?と近縁のようだ。

どうやら幾つかの種類がオキシロプシスとして入荷しているようだ。
よって性質などは個体差があるかもしれないが、基本的には他の草食性のプレコ同様に、水槽のコケをきれいにしてくれる小型で飼いやすい種だ。


Photo  

オキシロプシス
 
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データ  

学名Oxyropsis sp.
英名
分類ナマズ(Siluriformes)目、ロリカリア(Loricariidae)科、オキシロプシス(Oxyropsis)属
通称オキシロプシス
分布南米
最大体長8cm
寿命7〜10年
人工飼料、水槽や水草の茶ゴケを綺麗に食べてくれる。植物性のエサが好み
適性な水質温度24〜28℃
PH6.5〜7.5
硬度軟水
飼育難易度普通
繁殖難易度難しい
オスメスの見分け方オス一回り大きく腹の下にトゲがある
メスオスに比べると小さい
水槽内で好む高さ底層
混泳での注意点大人しいので多くの魚と混泳できる
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど隠れ家となる土管や流木
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*15匹

特徴・飼育上の注意  

どうやら幾つかの種類がオキシロプシスとして入荷しているようなので下記にプレコの一般的な例を記述しています。
おとなしい性格で水槽や底をせっせと磨く。あまり他の魚のテリトリーとぶつかることもないので多くの魚と混泳出来る。
他のプレコと同じように飼いやすく水質の変化にも強いようだ。
他のプレコ同様に産卵筒を使うとよい。時期になるとオスが産卵筒を守りはじめ、それに誘われてメスが卵を産みます。オスは受精させたあとその場に残り卵を守ります。卵は少なく一度で10個ほどです。ここまで来たら成功したも同然。
稚魚の飼育も簡単でプラケなどに移した卵は2日ほどで孵化する。
孵化して2日ほどでヨークサックで成長する。その後は細かく砕いた親魚用のエサを上げれば1カ月ほどで親そっくりの形に成長する。もちろんブラインシュリンプなどを与えてもよい。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています