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イエローストライプ・シクリッド  

アフリカ・マラウィ湖原産のシクリッド。

幼魚のうちは名前の通りイエローの体色をしており、背側の半分はホワイト体色にブラックのラインが縦方向に2本入る。かなり鮮明なラインのためよく映える。

オスは成熟するとイエローとホワイトの部分が濃紺に変化し、黒いラインがホワイトに変色する。


Photo  

イエローストライプ・シクリッド
 

DSC_0938.JPG
写真提供:[編集]

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写真提供:3年飼育中の個体です。1年後にはこんな色に変色しました。
幼魚と比べるとかなり地味になりますが、ヒレのギザギザ感、縁取りや頬のラメ感など見どころはあります。
かなり気性は荒い個体で5匹混泳させていたが、すべてやられました。同サイズのフェザーフィンシノドンテスもやられました。ターゲットが決まったらとことんやります。
食欲旺盛で懐きます。
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写真提供:[編集]

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データ  

学名Melanochromis auratus (Boulenger, 1897)
英名Golden mbuna
分類スズキ(Perciformes)目、カワスズメ(キクラ、シクリッド)(Cichlidae)科、メラノクロミス(Melanochromis)属
通称
分布アフリカ・マラウィ湖
最大体長11cm
寿命
人工飼料冷凍飼料活餌など。何でも食べるが、草食性が強いので、スピルリナなど植物質の多い餌を与える。
適性な水質温度24~28℃
PH7.6~8.8
硬度軟水~非常な硬水:10~25°d
飼育難易度普通
繁殖難易度普通
繁殖は産卵はマウスブルーダー。
メスが1~2つの卵を産むと、素早く口に含む。その後オスが尻のあたりから出す精子を口に含むことで、口の中の卵に受精させる。
これらの動作がクルクルとダンスをするように繰り返される。
稚魚のエサはブラインシュリンプで問題ない。
オスメスの見分け方オスイエローとホワイトの部分が濃紺に変化し、黒いラインがホワイトに変色する
メスオスに比べると落ち着いた体色
水槽内で好む高さ中層
混泳での注意点気性:攻撃的になることがある。基本的にはペアでの飼育推奨。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*15匹

特徴・飼育上の注意  

アフリカ産シクリッドということで弱アルカリ性の水を好む。

底床を掘って巣を作る修正があるため、底床は細かな砂。隠れ家を作るのに複雑に組んだ石組みや流木が効果的。

シクリッドらしく攻撃的な物が多く、同種で混泳するとオス同士はしつこく喧嘩をするので注意が必要。複数混泳する場合は複雑なレイアウトと大きな水槽が必須。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています