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アスピドラス・エウリケファルス  

アマゾン・トカンチンス川原産のコリドラスの近縁の種。

アスピドラス・ポエキルスと似ているが、本種のほうが全身が茶系の色になり、体側に入るラインは不鮮明になる。

アスピドラス属はコリドラスに比べると体高が低く、小型なものが多い。
本種も最大で3.5cmと小型なので、あまり大型の魚との混泳は向かない。
極控えめなヒレで、ぴょこぴょこと泳ぐ。

性格は大人しいので、攻撃さえされなければコリドラス同様にスカベンジャーとして向いている。
コリドラス同様に細かな底床が向いていて、大人しく乗っていることが多い。


Photo  

アスピドラス・エウリケファルス
 
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データ  

学名Aspidoras eurycephalus (Nijssen & Isbrücker, 1976)
英名
分類ナマズ(Siluriformes)目、カリクティス(Callichthyidae)科、アスピドラス(Aspidoras)属
通称
分布アマゾン・トカンチンス川
最大体長3.0cm
寿命5~8年
人工飼料冷凍飼料活餌。沈下性のキャットやコリタブが向いている。イトミミズが好物。何でもよく食べる。
適性な水質温度
PH弱酸性
硬度
飼育難易度普通
繁殖難易度普通
流れのある場所に粘着質の白い卵を産み付けるタイプで、一度に40個程度の卵を産む。
暗めの水槽で水流を作って、平たい石や流木を設置すると良いようだ。親魚は卵も稚魚も食べてしまうので、増やす場合は卵だけで隔離する。
卵は孵化に72時間かかる。数日はヨークサックで成長し、自由遊泳するようになったらインフゾリアを与える。
コリドラスの時と同様に、レッドチェリーシュリンプを入れて無精卵を食べさせたり、ごく少量のメチレンブルーでカビを防ぐのも効果的なようだ。
オスメスの見分け方オスメスよりスリム
メスメスはオスより大きく丸みを帯びている
水槽内で好む高さ低層
混泳での注意点気性:大人しい
大人しいので多くの魚と混泳できる。また臆病でなので隠れ家を多めに作ってあげよう。繁殖を狙うなら卵は隔離する必要がある。
気をつけたい病気カラムナリス症?エロモナス症?
推奨されるアクセサリなど
避けたほうがよいもの角のある底床、硬度を上げるサンゴ砂?
60cm水槽での適正な飼育数*1-匹

特徴・飼育上の注意  

底床を泳ぐタイプなので、底床掃除を怠らず行おう。掃除のしやすい砂や粒状の底床が向いている。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています