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発酵式CO2(はっこうしきCO2)  

イースト菌が醗酵する時に発生するCO2を利用して水槽にCO2を添加する方法。
特別な機器は必要なく、全て自作できるので手軽に導入できる。

仕組み上、CO2量の微調整ができず、自動で夜間の添加を停止することはできない。


発酵式CO2点火装置の作成方法  

用意するもの  

  • 炭酸飲料のペットボトル(1L~1.5Lのものが使いやすい)
  • 蓋に穴を開けるためのキリかドライバー
  • エアー用のジョイント(水作のものが安くて使いやすい)
  • ジョイントを止めるための接着剤(セメダインスーパーXが使いやすい)
  • 重曹(100円ショップで売っているもので良い)
  • パン用のイースト菌

1.炭酸系のペットボトルを購入して蓋にキリで穴を開けエアー用のジョイント(水作のものが安くて使いやすい)を接着剤で止める。

2.ペットボトルを開けて、下から1/5くらいまで砂糖を入れる。砂糖の種類はなんでも構わない。

3.発光するスピードを緩やかにするために約3gの重曹を入れる。

4.水を4/5くらいまで入れてかき回したらパン用のイースト菌を水面に広がる程度に入れて軽く撹拌する。

水温25℃であれば5分程度でCO2が発生する。
より長持ちさせるためには砂糖と重曹を混ぜた後にゼラチンを加えて固める。

添加方法  

CO2ボンベと違い圧力が無いので、パレングラス等のCO2専用の添加装置は使えない。
そのため、エアホースの先端に割り箸を詰めて疑似ウッドストーンを作る。他にもタバコのフィルターを丸めて詰める方法もある。
先端に白いモヤのような物体が付くが、アルコールを好むバクテリアと言われている。

効果が高いのは外部ろ過の排水側に強制添加する方法。
他にもシャワーパイプにジョイントを付けて添加する方法も効果的。


関連リンク  

CO2機器CO2ボンベ


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