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シェルブルーダー(しぇるぶるーだー)  

巻き貝の殻を使って産卵を行うタイプ。
マラウイ湖のアフリカン・シクリッドによく見られる。

メスが巻き貝の中に入って、貝の上側に卵を産み付ける。稚魚が還るまでの間、入り口で他の魚に捕食されないように監視する。
この時のメスはオスを襲うほど気が立っているので受精が終わったらペアのオスでも隔離したほうが安全。

稚魚が還ると貝は稚魚の隠れ家になる。

アクアリウムではエスカルゴの殻を使ったエスカルゴシェルや、ヤシの実を使ったヤシの実シェルターで代用する。
貝やヤシの上側に空気がたまっているとひっくり返ったり上手く卵が産み付けられないので、小さな穴を開けて空気が抜けるようにすると良い。

タンガニーカ湖マラウイ湖の水質は弱アルカリ性のため、水質をアルカリ性に傾ける意味でも貝の殻は相性が良い。


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