- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- 現在との差分 を表示
- ソース を表示
- ベタ・アルビマルギナータ へ行く。
- 1 (2017-07-06 (木) 20:18:35)
- 2 (2020-06-16 (火) 22:16:46)
- 3 (2023-02-27 (月) 23:01:33)
- 4 (2023-02-27 (月) 23:01:33)
- 5 (2023-02-27 (月) 23:01:33)
- 6 (2023-02-27 (月) 23:01:33)
- 7 (2023-02-27 (月) 23:01:33)
- 8 (2023-06-04 (日) 04:11:36)
- 9 (2023-06-04 (日) 04:11:36)
- 10 (2023-06-04 (日) 04:11:36)
- 11 (2023-06-04 (日) 04:11:36)
- 12 (2023-06-04 (日) 04:11:36)
- 13 (2023-06-04 (日) 04:11:36)
- 14 (2023-06-04 (日) 04:11:36)
- 15 (2023-06-04 (日) 04:11:36)
- 16 (2023-06-04 (日) 04:11:36)
- 17 (2023-06-04 (日) 04:11:36)
- 18 (2023-06-04 (日) 04:11:36)
- 19 (2023-06-04 (日) 04:11:36)
- 20 (2023-06-04 (日) 04:11:36)
- 21 (2023-06-04 (日) 04:11:36)
- 22 (2023-06-04 (日) 04:11:36)
現在位置 : トップページ > 生体図鑑 > 熱帯魚図鑑 > 淡水魚図鑑 > ベタ・アルビマルギナータ
ベタ・アルビマルギナータ
インドネシア北カリマンタン州マリナウ地区に生息するベタの仲間。
赤茶色の体色と、ヒレに入るホワイトのラインが特徴。頭のラインが平らでスリムな印象を受ける。
英名の「Whiteseam Fighter」と名前がつくように、成熟するとオスに綺麗な白い線が入る。飼育に関しては一般のベタと同様でかまわない。
多くのファンを持つベタ。飼育が容易で繁殖も楽しめ、何より色とりどりの体色と、美しくなびくヒレが見るものを魅了する。コンテストやショーも盛んで、現地でも多くの愛好家がいて、ブリードも大々的に行われている。
大きく分けると、ワイルドベタ?、トラディショナルベタ?、プラカット?、ショーベタ?に分かれる。
ワイルドとは現地で生息する原種。
トラディショナルベタとはスプレンデンスグループの改良種。
プラカットとはトラディショナルグループの改良品種の中でも闘魚と呼ばれる賭けの対象として戦うことを専門に改良された種。
ショーベタとは明確な区分は無いが、ヒレの形などがショーで区分されて確立されているものを指す。
まるで金魚のように、愛好家たちが品種を改良していている。これからも多くの美しい種が生み出されることだろう。
Photo
データ
学名 | Betta albimarginata(Kottelat & Ng, 1994) | |
英名 | Whiteseam Fighter | |
分類 | スズキ(Perciformes)目、オスフロネムス(Osphronemidae)科、ベタ(トウギョ)(Betta)属 | |
通称 | ベタ・アルビマルギナータ | |
分布 | 東南アジア:インドネシア北カリマンタン州マリナウ地区 | |
最大体長 | 3cm | |
寿命 | 2〜3年 | |
餌 | 人工飼料、冷凍飼料、活餌。綺麗な色揚げを狙うなら、冷凍赤虫やイトミミズ、ミジンコ、ブラインシュリンプを組み合わせてあげよう。口が小さいので細かくしてあげよう。 | |
適性な水質 | 温度 | 24〜27℃ |
PH | 5.5〜6.5 | |
硬度 | 非常な軟水〜軟水:4〜10 °d | |
飼育難易度 | やさしい | |
繁殖難易度 | 普通。基本的にはベタ・スプレンデンスを参照して欲しい。本種はマウスブルーダーでばら蒔くように産み落とした卵をオスが咥えて孵化まで守る。そのため泡巣を作ったりはしない。 | |
オスメスの見分け方 | オス | ヒレの縁に出る白いラインが特徴 |
メス | ヒレはあまり伸びず色合いも地味 | |
水槽内で好む高さ | 上層 | |
混泳での注意点 | 基本的にはベタなので争うが、ベタ・スプレンデンスに比べれば大人しく、隠れ家さえ作れば同種での混泳は可能。 | |
気をつけたい病気 | 白点病、水カビ病? | |
推奨されるアクセサリなど | − | |
避けたほうがよいもの | 止水域に生息していることと、長いヒレに改良されているので泳ぎが苦手で、水流を生むものを嫌う。オスの泡巣を消してしまうおそれがあるので、エアレーションやファンとの相性も悪い。 | |
60cm水槽での適正な飼育数*1 | 18匹 |
特徴・飼育上の注意
ベタ・スプレンデンスに準ずる。
水質に関しては適応範囲も広く容易だ。ラビリンス器官と呼ばれる呼吸器官で水面から呼吸可能で、フィルターのないビンで飼育できることも知られている。しかしビンではあまり良い環境とは言えず、20cm程度のプラケースでもいいので用意してあげよう。特にヒレが長く伸びるショーベタなどは綺麗にフレアリング?させるためにもある程度の水槽の高さが欲しい。ヒレをきれいに成長させるためにもオス同士をケース越しに近づけたり、鏡を使ってフレアリング?させよう。(ずっとし続けると疲れてしまうので10分程度で十分)
現地では弱酸性のブラックウォーターで生息しているのでマジックリーフ?で人工的に似た環境を作ってあげると病気の予防やヒレの保護に良い。水換え時にひとつまみの塩を加えてあげることでもビレの保護になる。
その強い適応範囲とこなれた水が良いことから、水換えを極力しないといった飼育法もある。しかしそれでは管理が難しく、水カビ病?の発生にもつながるので、フィルターがある場合は週に一度、ない場合は3日に一度、半分程度の水換えをしたほうがいい。
飼育者の声
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています