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タイガー・オスカー  

オスカーの改良品種でレッドの模様が虎のように複雑にからみ合って入る。かなり個体差が大きく、成魚になると赤い部分が繋がって大きくなる。

飼育に関してはオリジナルに準ずる。

強い生命力で南米の広範囲で生息が確認されている。現在流通しているものはほとんどが東南アジアブリードのもので、原種のオスカーよりも改良品種のほうがメインになっている。

その凶暴性はシクリッドの中でもトップクラスで、基本的には単独飼育推奨。
口に入るサイズや同じシクリッド系との混泳は不可。どうしても混泳したい場合は、同じくオスカーを複数匹入れてテリトリーを主張できないほど過密にするか、プレコやポリプテレスなど形態の異なる種を入れる。
しかしその凶暴性にいつ火が付くかわからず、混泳は綱渡り状態。


Photo  

タイガー・オスカー
 

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写真提供:吉田観賞魚販売 まだベイビーです。
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データ  

学名Astronotus ocellatus var.
英名
分類スズキ(Perciformes)目、カワスズメ(キクラ、シクリッド)(Cichlidae)科、アストロノタス(Astronotus)属
通称
分布改良品種(原種はコロンビア、ベネズエラ、ボリビア、エクアドル、ペルー、ブラジル、フランス領ギアナ、パラグアイ、ウルグアイ、アルゼンチン)
最大体長35cm(野生種は40cm)
寿命6~12年
人工飼料冷凍飼料活餌選ばずなんでもよく食べます。
適性な水質温度20~24℃
PH6.5~8.0
硬度非常な軟水~非常な硬水:5~25°d
飼育難易度普通
繁殖難易度やさしい
オープンスポウナーで開かれた場所にある岩や流木に卵を産み付ける。ベアタンクでは水底のガラス面に植え付ける。
産みつけたばかりの卵は白色をしていて、時間が経つと黄色に変わる。1度に200~400程度の卵を産み付ける。
稚魚はブラインシュリンプを与えれば問題なく飼育できる。
残念なことに大量の稚魚を飼育できる環境は極限られている。飼育できない場合は責任をもって処理しよう。思い入れがあると言っても、間違っても放流等はしてはならない。
残念なことに世界中でアクアリストによって放流された個体が、その強い生命力で住み着き、在来種を脅かす例が後を絶たない。
オスメスの見分け方オスオスのほうが多少大きく、色も強く出るが個体差も大きく判別は困難。
メス
水槽内で好む高さ中層
混泳での注意点気性:強い攻撃性あり
口にはいるサイズや同じシクリッド系との混泳は不可。どうしても混泳したい場合は、同じくオスカーを複数匹入れてテリトリーを主張できないほど過密にする。プレコやポリプテレスなど形態の異なる種を入れる。といった組み合わせが考えられます。しかしその凶暴性にいつ火が付くかわからず、混泳は綱渡り状態です。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*11匹

特徴・飼育上の注意  

餌はなんでもよく食べる。肉食シクリッド用の人工飼料だけで問題なく飼育できる。
野生では小さなナマズ、コオロギ、ミミズ、エビなどを食べているので、クリルや赤虫等を与えるのも良い。高タンパクの牛肉や、病原菌の多い小赤などは不可。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

60cm水槽で、最初は飼育していたのですが大きくなるにつれ、水を汚しまくっていたので90cm水槽で飼育した方が無難だと思います!(名無しさん 2024-01-08 (月) 21:56:07


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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています