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インパイクティス・ケリー
水質に慣れると非常に品のあるパープルを見せてくれる。
濃いパープルの帯からブルーのグラデーションが吸い込まれるような美しさを見せてくれる。
小型カラシンの中では珍しく、繁殖まで狙えるので初級者から中級者まで人気の高い魚だ。
余談だがこの魚は国立ブラジル・アマゾン研究所から当時の皇太子殿下に贈られたものがブリードされたのがきっかけで広まった。
Photo
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データ
学名 | Inpaichthys kerri | |
英名 | Royal tetra | |
分類 | カラシン目、カラシン科、インパクティス属 | |
通称 | インパイクティス・ケリー、インパクティリス・ケリィ、インペリアル・テトラ | |
分布 | アマゾン川原産(東南アジアブリードのものが多い) | |
最大体長 | 4cm | |
寿命 | 3〜4年 | |
餌 | 人工飼料、冷凍飼料、活餌選ばずなんでもよく食べます。 | |
適性な水質 | 温度 | 24〜27℃ |
PH | 6.0〜8.0 | |
硬度 | 軟水 | |
飼育難易度 | やさしい | |
繁殖難易度 | 普通。小型カラシンの中では比較的簡単。ウィローモスなどに卵を産み付けるので増やしたいなら別水槽に移そう。稚魚は小さいのでインフゾリアとブラインを組み合わせると良いだろう。 | |
オスメスの見分け方 | オス | 鮮やかなブルーが特徴 |
メス | オスに比べるとあまりブルーにならない | |
水槽内で好む高さ | 中層 | |
混泳での注意点 | 多少気の強い所がある。同種同士だとフィンスプレッディングという喧嘩をする。しかし相手を殺すところまで発展することはない。同程度の大きさの魚ならほとんどの場合、混泳が可能。 | |
気をつけたい病気 | カラムナリス症?、白点病 | |
推奨されるアクセサリなど | 隠れ家を作るための水草など | |
避けたほうがよいもの | − | |
60cm水槽での適正な飼育数*1 | 27匹 |
特徴・飼育上の注意
東南アジアブリードのものが大量に出回っていて安価なことからショップでの扱いが丁寧でない場合がある。
白点病などになりやすいので水槽でヒレが縮んだり、綿のようなものが付いているショップでは買わないほうがいいだろう。
弱酸性の水が好みで慣れれば上品なブルーの体色を見られる。
気が強いが相手を殺すことはないので、大抵の魚は混泳が可能。心配なら水草で隠れ家を作ると良い。
エサは他のカラシン同様口に入る大きさのものなら何でも良く食べる。
環境に慣れれば良い色を見せてくれ、繁殖まで楽しめることから初心者から中級者まで楽しめる。
飼育者の声
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています