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- 1 (2014-10-29 (水) 23:00:56)
- 2 (2014-10-30 (木) 16:44:44)
- 3 (2014-10-30 (木) 16:45:09)
現在位置 : トップページ > 生体図鑑 > 熱帯魚図鑑 > 淡水魚図鑑 > ダニオ・キャスィット
ダニオ・キャスィット
ミャンマー、タイ原産のダニオ。
生息地は鬱蒼と竹の生えた、薄茶色の水の流れる小川。
中性で、かなりの軟水で飼育するのが好ましい。他のダニオ属に比べて低温に強い。
ゼブラ・ダニオのようなオレンジとディープブルーの縞模様が入る尾ビレ・背ビレ・尻ビレ。不規則に繋がった濃いブルーのライン。黒の強い茶褐色の体色。どれをとっても野趣あふれる魅力的な色彩。
学名にもあるキャスィットとはビルマ語でヒョウを意味する。そう言われればメスは体色が薄く、淡い黄色に入る黒い不規則なラインがヒョウ柄を思わせる。
ラインが繋がってゼブラ・ダニオのようになる「ストレートタイプ」も流通する。
Photo
または、画像掲示板に魚の名前と共にUPしていただければ分類、掲載します
データ
学名 | Danio kyathit (F. Fang, 1998) | |
英名 | Zebrafish、Zebra danio | |
分類 | コイ(Cypriniformes)目、コイ(Cyprinidae)科、ダニオ(Danio)属 | |
通称 | - | |
分布 | ミャンマー、タイ | |
最大体長 | 8cm | |
寿命 | 5~8年 | |
餌 | 人工飼料、冷凍飼料、活餌など。なんでもよく食べる。 | |
適性な水質 | 温度 | 16~26℃ |
PH | 6.5~7.5 | |
硬度 | 非常な軟水:1~5 °d | |
飼育難易度 | やさしい | |
繁殖難易度 | やさしい 繁殖も容易で、メスが成熟するとお腹の部分が膨らむのでオスとペアで2組程度を別水槽に移す。 産卵水槽は薄暗い状態にして温度を徐々に下げることでトリガーになる。生き餌を十分に与えることも刺激になる。 産卵は、ばら撒き型なので、産卵床としてモスやピートを敷き詰めておく。卵を産んだペアは元の水槽に戻しておく。メスが卵を産むとお腹が凹むのでひと目で分かる。 数日で孵化し、2日程度で自由に泳ぎだす。餌は細かく砕いた人工飼料を食べることができるので、飼育は容易。 | |
オスメスの見分け方 | オス | カラフルになる |
メス | メスは体色が薄い | |
水槽内で好む高さ | 上層 | |
混泳での注意点 | 気性:大人しい 捕食さえされなければ、大人しいため大抵の種と混泳可能。 | |
気をつけたい病気 | - | |
推奨されるアクセサリなど | 飛び出すことが多々あるので水槽の蓋は必須。 | |
避けたほうがよいもの | - | |
60cm水槽での適正な飼育数*1 | 20匹 |
特徴・飼育上の注意
生息地はミャンマーで、鬱蒼と竹の生えた、薄茶色の水の流れる小川。
中性で、かなりの軟水で飼育するのが好ましい。他のダニオ属に比べて低温に強い。
ダニオ属だけあって遊泳力があるため、広い遊泳スペースが必要で、水槽の蓋は必須。やはり多少の水流がある方が良いようだ。
ダニオの中でも大人しい種で、同種同士であっても協調性があり、複数匹で導入すると群泳する。最大で8cmと大きくなるので、大型水槽に入れても十分見応えがある。
飼育者の声
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています