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- 1 (2017-07-06 (木) 20:18:24)
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コパディクロミス・ボルレイ
アフリカ・マラウィ湖原産の中型シクリッド。
マラウィ湖は世界で9番目の大きさを誇り、シクリッドだけで800種生息しており、多くの固有種を有する多様性の豊かな湖。水質は弱アルカリ性で、硬度が高い。
沈んだ暗めのパープルと、オレンジのヒレが特徴。
メスはそのまま成長するが、オスは成熟すると全く違った姿になる。各ヒレと顔の部分は全てメタリックな輝きと濃いコバルトブルーに変化する。体側は濃いオレンジになる。
これらの模様にはいくつかの地理的変異があるため、産地や特徴を名前に付けて販売されていることが多い。
また各ヒレも伸びて、特に胸ビレと背ビレの縁が白くなり、フィラメントが長く伸びる。さらにメスに比べてかなり体高が出るため、最大で14cmとは思えないほど存在感がでる。
Photo
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データ
学名 | Copadichromis borleyi (Iles, 1960) | |
英名 | Borleyi Cichlid、Kandango Cichlid、Borleyi Goldfin Cichlid、Redfin Cichlid、Red Empress | |
分類 | スズキ(Perciformes)目、カワスズメ(キクラ、シクリッド)(Cichlidae)科、コパディクロミス(Copadichromis)属 | |
通称 | - | |
分布 | マラウィ湖 | |
最大体長 | 14cm | |
寿命 | 5~8年 | |
餌 | 人工飼料、プランクトンが主食なので、それを模した細かい餌。 | |
適性な水質 | 温度 | 24~26℃ |
PH | 7.5~8.0 | |
硬度 | 軟水~中程度の硬水:10~16°d | |
飼育難易度 | 普通 | |
繁殖難易度 | 普通 産卵が可能で、開かれた岩場の上で卵を産むオープンスポウナー。 ハーレムを作るタイプなので、オス1に対し、メス3くらいのグループを作ると成功率が上がる。 オスとメスがクルクルと回り出し、メスが5~10個程度の卵を産む。すると素早く卵を口に咥える。するとオスは肛門付近から精子を出し、メスはその精子を口に含んで受精させる。同じ動作を何度も繰り返し、25~50個程度の卵を産み受精させる。 稚魚が孵化して十分な大きさになるまで3~4週間ほどかかるが、この間メスは絶食する。そのため産卵には十分に餌を与えて栄養を蓄えさせる必要がある。 経験の浅い場合や、刺激を与えるとメスが卵や稚魚を食べてしまうことがあるので、確実に回収したい場合は2週間程度の頃にメスだけ取り出して人工的に吐かせる。 | |
オスメスの見分け方 | オス | 各ヒレと顔の部分は全てメタリックな輝きと濃いコバルトブルーに変化する。体側は濃いオレンジになる。 |
メス | オスのような変化は見られない | |
水槽内で好む高さ | 中層 | |
混泳での注意点 | 気性:大人しい 多くの魚と混泳することができる。同種のオス同士は争う。 | |
気をつけたい病気 | - | |
推奨されるアクセサリなど | サンゴ砂など水質をアルカリ性にするもの | |
避けたほうがよいもの | - | |
60cm水槽での適正な飼育数*1 | 11匹 |
特徴・飼育上の注意
アフリカン・シクリッドらしく弱アルカリ性で硬度の高い水を好む。現地では岩の多い浅瀬の湖に生息する。
同じように大きな岩と細かな砂のレイアウトと相性が良い。
プランクトンが主食なので、それを模した細かい餌を与える。雑食なのでブラインシュリンプや植物質の餌も混ぜて与えよう。
飼育者の声
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています