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プラチナ・グラミー  

スリースポットグラミー?の改良品種で飼育、繁殖に関しては準ずる。
ブリードされる際に出た白化した個体を固定した種。アルビノほど奇異な印象がなく、白く上品に見えるため人気がある。
スリースポットグラミー?はブリードが盛んなため多くの改良品種が生み出されている。本種の他にもブルー、マーブル、ゴールデンタイプなどが知られている。
水質への適応範囲は広く、飼育自体は容易。しかし15cmと大きく成長し、攻撃的な面があるので混泳は注意が必要だ。


Photo  

プラチナ・グラミー
 

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写真提供:河童さん[編集]

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データ  

学名Trichogaster trichopterus var.
英名Opaline Gourami、Three Spot Gourami、Opaline Gourami、Blue Gourami、Platinum Gourami、Lavender Gourami、Gold Gourami
分類スズキ(Perciformes)目、オスフロネムス(Osphronemidae)科、トリコガステル(Trichogaster)属
通称プラチナ・グラミー
分布改良品種(原種は:雲南省、タイ、カンボジア、ラオス、ベトナムのメコン川)
最大体長15cm
寿命5〜6年
人工飼料冷凍飼料活餌選ばずなんでもよく食べます。
適性な水質温度22〜28℃
PH6.0〜8.0
硬度非常な軟水〜硬水:5-19 °d
飼育難易度やさしい
繁殖難易度普通。それほど難しくないが、いくつかポイントがある。まずバブルネストビルダー?なので安心して卵が埋めそうな場所を作る必要がある。水面まで達する水草や、浮き草があるといいだろう。良い泡巣?が出来るとオスがメスを包み込むようにして受精させる。その後はオスが卵を見はり近づくものは攻撃を仕掛け、甲斐甲斐しく世話をする。孵化まで2〜3日ほど。多くの卵を産むことで知られ、1000単位の卵を産む。そのため稚魚は小さく2〜3日はヨークサックで成長するが、泳げるようになってもまだブラインシュリンプなどは食べられずインフゾリア?を与える必要がある。さらに一週間ほどすればブラインシュリンプや細かく砕いた人工飼料を食べてくれるようになる。一ヶ月ほどで親にそっくりの姿に成長するので、ここまで来れば一安心で親水槽へ戻す準備をしよう。
オスメスの見分け方オス鮮やかな体色と、背ビレが伸びる
メスオスに比べると薄い体色をしている
水槽内で好む高さ上層〜中層
混泳での注意点繁殖期にはオスが攻撃的になる。グラミーの中でも攻撃性の強いタイプでおとなしい魚は追い回され、小型な魚は捕食されてしまう。混泳する場合はある程度大きさの揃った泳ぎの得意な魚と行いたい
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど繁殖を望むなら水面まで伸びる水草や浮き草
避けたほうがよいもの泳ぎが得意ではないので強い水流を発生させるポンプなど
60cm水槽での適正な飼育数*16匹

特徴・飼育上の注意  

水質に関する適応力は強く、弱酸性から弱アルカリまで問題なく飼育できる。15cmと中型になるので60cm規格水槽?程度の大きさは欲しい。繁殖を狙いペアで飼育するなら繁殖期の気の立ったオスがメスを攻撃するので隠れ家となる水草が必要になる。十分に隠れ家を用意しないとメスが卵を産まないこともある。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

混泳について
グラミー系の中でもとりわけ攻撃的で同種や泳ぎの不得手な魚との混泳はオススメできません。
水槽を大きくしてもテリトリーが広いため、水槽中を執拗に追い掛け回して衰弱死させてしまいます。
他の魚と混泳させる場合でもあらかじめ別水槽を用意しておいたほうが得策です。
テリトリーを意識できないように同種で過密飼育させる方法もあるみたいですが。

混泳できた魚できなかった魚
◎アカヒレ、テトラ系、オトシン、スカーレットジェム、チョコグラ
〇コリドラス、タイガープレコ、ラミレジィ、ミナミヌマエビ、ヤマトヌマエビ、ロイヤルファロウェラ
X同体格のグラミー、ネオンドワーフ、GHD、ベタ、ランプアイ、チェリーレッドシュリンプ (河童 2012-09-02 (日) 16:04:49

グラミーはいろんな種類を飼いましたが、パールグラミーが一番気にいってます。成魚になるととても美しく、グラミーの特徴でもある髭状の胸ビレは どのグラミーより長く立派です。性質は 個体差があると思いますが、弱くて目障りと判断した魚に対しては容赦なく攻撃します。泳ぎがうまい魚にたいしては無関係なようです。
冷凍アカムシをよく食べます。ピンセットから直接食べるようになりました。(名無しさん 2017-09-05 (火) 09:41:36


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ネット情報だとだいたい「産卵期以外は温和、協調性悪くない、色々な魚との混泳に向いている」のように書かれているが、大間違い。
同種グラミー系(特にドワーフ)への攻撃性が高く、その他の中層遊泳魚にもオラつく。スピーディかつ活発に動くタイプなので、エサも他の魚の分までがつがつ食べる。1匹orペア買い以外はおすすめできない。
雑食性もあり水草への食害もする。けっこうなパワーで無理やり引きちぎる動きがとてもイラっとさせる。

全般的にかわいげがないいじめっ子体質の魚で、飼育自体があまりおすすめできないです。
癒されたいならゴールデンハニードワーフグラミーにしましょう。(名無しさん 2020-09-24 (木) 15:50:02


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アカコリデカイ子、ジュリー、アドルフォイ、チェリーバルブ、テトラ類20位に5匹導入しました。1匹だけデカいコリドラが気になる子もいてたみたいですけど今日は気にならないみたいです。割と大きめですが大丈夫そうです。順調にいけば又水槽増えそう😊コリドラスメインなのですが、小さいコリドラは一緒にしない方が良さそうですね(yuki mum 2022-05-01 (日) 09:13:41


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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています