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ニジマス  

原生地はカムチャッカ半島からアラスカ、北アメリカからメキシコなど。
サケ科に属する淡水魚で最大で120cmにもなる。限られた空間である水槽や養殖場では40cm程度で成長が止まる。

全身にゴマを振ったような黒いスポット模様が入る。名前の由来となる虹色はオスの婚姻色として現れる。背側から、黄色、ピンク、白と色が変化する。

その広い生息範囲が示す通り、サケ科にしては高温にも耐えられるため、日本各地で養殖が行われている。サケに似て味が良いことから積極的に放流が行われ、日本でも多くの河川で釣魚として親しまれている。ただし、定着(繁殖)できるのは北海道と、本州の一部のみ。
最近では繁殖ができないとはいえ、本来水系には居ない外来魚であるとして放流が自粛される傾向にある。

幼魚のうちは体側にパーマークと呼ばれる水玉模様のような大きな黒いスポットが入る。その姿からヤマメによく似ている。

水流の強い環境で高速で移動しながら生息しているため、溶存酸素量の多い水が好み。エアレーションや強めの水中ポンプを利用して水を撹拌すると良い。


Photo  

ニジマス
 
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データ  

学名Oncorhynchus mykiss (Walbaum, 1792)
英名Rainbow trout
分類サケ(Salmoniformes)目、サケ(Salmonidae)科、タイヘイヨウサケ属(Oncorhynchus)属
通称虹鱒
分布カムチャッカ半島からアラスカ、北アメリカからメキシコ
最大体長120cm(水槽内では40cm程度)
寿命5~6年
人工飼料冷凍飼料活餌など。餌付けは容易で、何でもよく食べる。水産庁御用達の養殖用の餌(ペレット)が流通している。
適性な水質温度10~24℃
PH6.0~8.0
硬度
飼育難易度難しい。高温への耐性がなく水質の悪化にも弱い。また、遊泳力もあり大型になるため環境を整えるのが困難。
繁殖難易度非常に難しい
自然下では4~6月に繁殖する。水温が低いことが重要で、日本では北海道以外で自生が確認されている場所は東京や和歌山くらい。それ以外は釣魚として大量に放流されたもの。
水槽では水温が15℃以下でないと上手く育てられない。ただし10℃以下では低すぎる。自然化ではメスが川底に産卵床を作り、そこにオスが群がって受精する。サケのように一度きりでなく、複数回産卵する。広いスペースが必要になるため水槽内での産卵はほとんど絶望的。人工的に受精させた受精卵が養殖や放流用に安く販売されているの。それを利用すれば稚魚の飼育自体は容易。
卵は0.5mmほどで合計で3000個程度。産卵から20日程度で孵化し、餌が食べられるようになるまで底でじっとしている事が多い。孵化から30日程度でヨークサックを吸収する。遊泳を開始する。大型のヨークサックがあるため、遊泳開始するまでに親魚と同じ餌を細かく砕いた餌を食べることができる。餌を食べるようになると急速に成長するので毎日の水換えが必要。
オスメスの見分け方オス尾びれが鋭角にくぼんでいる
メス尾びれのくぼみがない
水槽内で好む高さ中層
混泳での注意点気性:攻撃的になることがある。遊泳力があり餌食いも激しいのでよほどの強健種でないと混泳はできない。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなどクーラー、大型の水槽、エアレーション、強い水中ポンプ
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*1-匹

特徴・飼育上の注意  

多めの水換えさえすれば水質にはそれほどうるさくない。
ただ、水温の限界が24℃程度と低いので、一般的な熱帯魚と混泳はできない。

溶存酸素量の多い水を好むため、エアレーションや強めの水中ポンプを利用して水を撹拌すると良い。
成長が早く遊泳力があるため60cm水槽程度ではすぐに手狭になってしまう。90cmや120cm程度の大きさが必要。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

お名前:


*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています