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オトファリンクス・リトバテス  

幼魚の時は白と茶色の極地味な体色をしている。
しかし成魚になると全身の鱗がメタリックブルーとイエローに輝く。特に婚姻色を出したオスは非常に美しいコバルトブルーに変化する。

メスはひと回り小さく、ブルーはあまり出ないものの、イエローとブルーの合わさった美しい色彩に成長する。

別名Sulphurheadとあるようにかなり強いイエローがアタマと背ビレの縁に現れる。

生息地は岩場の多い川で、隙間に身を潜めて生息している。
環境を模して岩を複雑に組み合わせたレイアウトと、細かな砂の底床と相性が良い。


Photo  

オトファリンクス・リトバテス
 
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データ  

学名Otopharynx lithobates (M. K. Oliver, 1989)
英名Sulphurhead Hap
分類スズキ(Perciformes)目、カワスズメ(キクラ、シクリッド)(Cichlidae)科、ランプロローグス(Lamprologus)属
通称
分布アフリカ・マラウィ湖
最大体長16cm
寿命5~8年
人工飼料冷凍飼料活餌など。選ばす何でも食べる。
適性な水質温度24~27℃
PH7.5~8.0
硬度軟水~中程度の硬水:6~16 °d
飼育難易度普通
繁殖難易度普通
平らな岩などの上で産卵するオープンスポウナー。
オスとメスがクルクルと回り出し、メスが5~10個程度の卵を産む。
すると素早く卵を口に咥える。するとオスは肛門付近から精子を出し、メスはその精子を口に含んで受精させる。
同じ動作を何度も繰り返し、25~50個程度の卵を産み受精させる。
稚魚が孵化して十分な大きさになるまで1ヶ月ほどかかるが、この間メスは絶食する。そのため産卵には十分に餌を与えて栄養を蓄えさせる必要がある。経験の浅い場合や、刺激を与えるとメスが卵や稚魚を食べてしまうことがあるため、確実に回収したい場合は2週間程度の頃にメスだけ取り出して人工的に吐かせる。
オスメスの見分け方オスメスよりも大きくブルーが強く出る
メスメスはオスに比べて小さく色彩が薄い。
水槽内で好む高さ中層~低層
混泳での注意点気性:大人しい
多くの魚と混泳することができます。同種のオス同士は争います。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど水流を起こす水中ポンプ、エアレーション
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*110匹

特徴・飼育上の注意  

生息地は岩場の多い川で、隙間に身を潜めて生息している。
環境を模して岩を複雑に組み合わせたレイアウトと、細かな砂の底床と相性が良い。

遊泳力のあるタイプなので開かれた遊泳スペースが必要になる。

アフリカン・シクリッドらしく、弱アルカリ性で硬度の高い水を好む。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

大昔、フライエリ(東南アジアのHアーリー)との混雑で問題になった魚。ドイツのフライエリと同じシャープな体型でカッコイイ。稚魚はアフリカンの中では珍しくアメリカンシクリッドのように小さく弱い。成魚も他のアフリカンシクリッドの中ではおとなしめで弱いので混泳には注意。黄色いソルファーヘッドが美しくとても人気があるが、日本ではあまり流通していない。(モリオーネ美術水族館 2020-05-23 (土) 02:01:02


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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています