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オスフロネームス・グラミー  

最も大きくなるグラミー。
たらこ唇のような顔。突き出たアゴ。なんともブルドックを見るようなブサ可愛い種です。
頭が良く、人に慣れ、何でも旺盛に食べるため飼育は簡単。
ですが、自然下では1m以上、飼育下でも70cm程度になるので最終的に最低でも180cm規格の水槽が必要になる。気の強いところもあり、小競り合いが耐えないので混泳は向かない。
おおよそグラミーというイメージとはかけ離れた種。多くの人がその勘違いをして購入し、持て余してショップへの引き取り依頼をする例が多い。

ゴールデンタイプ、アルビノタイプがよく知られている。
体の短いショートタイプや、ヒレの赤くなるレッドフィンという種もいるようだ。人工的に色を付けているものが流通することがあるので注意。

現地では唐揚げにして食用にされる。


Photo  

オスフロネームス・グラミー
 
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データ  

学名Osphronemus goramy
英名Giant gourami
分類キノボリウオ亜目(アナバス亜目)、オスフロネムス科、オスフロネムス属(オスフロネームス属)
通称オスフロネームス・グラミー、カータイトゥン
分布東南アジア全域
最大体長70cm以上
寿命3〜4年
人工飼料冷凍飼料活餌選ばずなんでもよく食べます。植物性のものが合っている。バナナ、ほうれん草などの葉っぱ、巻き貝などひと通りのエサは大抵食べる
適性な水質温度20〜30℃
PH6.5〜8.0
硬度軟水
飼育難易度普通
繁殖難易度−(可能なようだが2m級の水槽が必要になる。)
オスメスの見分け方オス
メス
水槽内で好む高さ底層
混泳での注意点肉食性もあり1mを超える大型なので混泳は無理と考えたほうがいい。アロワナなど大型で大人しい種と混泳したデータはある。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*1−匹

特徴・飼育上の注意  

特別難しいことはない。水質も変に悪化させなければ簡単に飼育できるだろう。
引取りを希望する人が後を絶たないのがこの種だ。他のグラミーとはまったくの別物として考えたほうがいい。
180cmの水槽を維持することができないなら手を出さないほうが賢明だ。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

25年生きてるがあと何年生きるの?
我が家のオスフロネームスグラーミーは25年生きています。最初は親指位で25年経た現在は60~70㎝いったい何年生きるのやら!水替えは水道水とお湯を交互に入れてカルキ抜き等全く関係なく、水道水をジャンジャン入れています。90㎝の水槽に居ましたがびっくりした時水槽が粉々に割れガラスが刺さり肉がぶらさがったが見事復帰今は人間用の古い風呂桶に入っています。(しんちゃん 2016-01-26 (火) 20:39:06


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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています