現在位置 : トップページ生体図鑑熱帯魚図鑑淡水魚図鑑 > コリドラス・ロクソゾヌス

コリドラス・ロクソゾヌス  

コロンビア:アリアリ川、グアビアレ川に生息するコリドラス。

コリドラス・アクセルロッディに似ているが背ビレに入る黒いラインで違いがわかる。黒が強く出て、なにか身をはばかっているヒーロー物の主人公のように見えるのは私だけだろうか。
水質に関して多少シビアな点がある。高温に弱いので気を付けたい。神経質なところがあるので混泳も避けたい。繁殖に関しても成功例は聞かない。飼育はコリドラスにしては難しい。

なんでもよく食べるがイトミミズや赤虫をあげた時の喜ぶさまは見ていて楽しい。なんといっても可愛らしい仕草と、とぼけているような顔に癒される。底床の掃除屋としての一面もあるが、実は大食漢で専用の餌をあげるのが望ましい。


Photo  

コリドラス・レティクラートゥス
 

samplefile.jpg
写真提供:[編集]

B0062F70-978B-452C-9745-2353760B8A2D.jpeg
写真提供:[編集]

画像をここにアップロード
写真提供:[編集]

写真の編集方法。または画像掲示板にUPしてください。
※Webページに掲載された画像の転載などの著作権違反行為は禁止しています。

データ  

学名Corydoras loxozonus (Nijssen & Isbrucker, 1983)
英名Loxozonus Cory、C079、C082、C083
分類ナマズ(Siluriformes)目、カリクティス(Callichthyidae)科、コリドラス(Corydoras)属
通称コリドラス・ロクソゾヌス
分布コロンビア:アリアリ川、グアビアレ川
最大体長5〜6cm
寿命3〜5年
人工飼料冷凍飼料活餌。沈下性のキャットやコリタブが向いている。イトミミズ赤虫も好物。何でもよく食べる。
適性な水質温度21〜24℃
PH6.0〜7.2
硬度軟水
飼育難易度普通
繁殖難易度難しい。あまり繁殖は聞かない。以下は一般的なコリドラスの産卵方法。Tボジションと呼ばれる体制でオスの精子をメスが口で吸い取るという方法をとる。卵が産まれたら他の魚に食べられないように隔離したほうがいいだろう。生まれてすぐのほうが卵が取りやすい。時間が経つとくっついて取りにくくなるので注意。稚魚用の水槽は何でもいいが軽くエアレーションをして無精卵がカビてないか観察しよう。3日ほどで稚魚が生まれ、2日ほどはヨークサックで成長する。5日経っても孵化しないようなら無精卵なのでカビないように取り出そう。泳ぎ回るようになったらブラインシュリンプをあげよう。生存率をあげるにはエサを多めに、一日に三回程度に分けてあげると良い。しかしその分、水も汚れやすいので細目な掃除と水換えを心がけよう。一ヶ月もすれば人工飼料も食べるようになり、大人と同じような姿に成長する。
オスメスの見分け方オスシャープでスリムな体型
メス上から見ると腹部がふっくらとしている
水槽内で好む高さ底層
混泳での注意点大人しく混泳は可能だが、逆にこのコリドラスが神経質すぎて調子を落とすことがあるんので同じ種類で混泳をするのが一番だろう。
気をつけたい病気カラムナリス症?エロモナス症?
推奨されるアクセサリなど底床を口でさらうようにエサを探すので細かな砂状の底床が望ましい。臆病なので隠れ家となる土管?がお奨め。ほかにも隠れられる大きな流木水草など。また適度な水流を好むので、水流を生むような水中ポンプろ過器?
避けたほうがよいもの角のある底床、硬度を上げるサンゴ砂?
60cm水槽での適正な飼育数*127匹

特徴・飼育上の注意  

水質に関して多少シビアな点がある。高温に弱いので気を付けたい。神経質なところがあるので混泳も避けたい。
底床に体をつけて生息するため水換えの時にしっかりと底床を掃除してあげよう。汚れた環境だとヒレや自慢のヒゲが溶けてしまうこともある。

あまり知られていないがコリドラスには棘条と呼ばれる棘があり相手に刺さると毒を出す。なので輸送時に詰め込みすぎたり、大量に魚を混泳させると刺さる場合があるので注意しよう。

あまり繁殖は聞かない。以下は一般的なコリドラスの産卵方法。
Tボジションと呼ばれる体制でオスの精子をメスが口で吸い取るという方法をとる。
卵が産まれたら他の魚に食べられないように隔離したほうがいいだろう。生まれてすぐのほうが卵が取りやすい。時間が経つとくっついて取りにくくなるので注意。
稚魚用の水槽は何でもいいが軽くエアレーションをして無精卵がカビてないか観察しよう。3日ほどで稚魚が生まれ、2日ほどはヨークサックで成長する。5日経っても孵化しないようなら無精卵なのでカビないように取り出そう。
泳ぎ回るようになったらブラインシュリンプをあげよう。生存率をあげるにはエサを多めに、一日に三回程度に分けてあげると良い。しかしその分、水も汚れやすいので細目な掃除と水換えを心がけよう。一ヶ月もすれば人工飼料も食べるようになり、大人と同じような姿に成長する。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

C・ロクソゾヌスの繁殖できます。 30cmの深型タンク、水温26℃、pH5.5 ロクソズヌスは2匹(購入後3年目)、 混泳魚:アフリカンランプアイ、ブラックネオンが各15匹程度、C・アクセルロディ2匹 水槽底面にモスファンを3㎝程度敷き詰め、小型流木にミクロソリウムを活着させた観賞用環境、水替えは週1回、半分程度、1か所に1~2粒、数か所のガラス面に産卵、別水槽に10個の卵を移し、4日ほどで、4匹の稚魚が取れました。
コリドラス 2023-05-13 (土) 21:29:08


このレビューが参考になった…[投票] 5 

お名前:


*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています