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ネオランプロローグス・キリンドリクス
アフリカ・タンガニーカ湖原産のシクリッド。
タンガニーカ湖は推定2000万年前から存在し、世界で2番目に古くから存在する古代湖として知られる。古くから閉鎖された環境のため、独自の進化を遂げた種が多く存在する。
スリムな体型が特徴のアフリカン・シクリッド。
茶色っぽい体色に、白のバンド模様が7本程入りる。成長するにつれて、茶色の体色は黒が強くなっていき、バンド模様も鮮明になる。
各ヒレの先端にはシクリッドらしい淡いブルーが現れる。
Photo
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データ
学名 | Neolamprologus cylindricus (Staeck & Seegers, 1986) | |
英名 | - | |
分類 | スズキ(Perciformes)目、カワスズメ(キクラ、シクリッド)(Cichlidae)科、ネオランプロログス(Neolamprologus)属 | |
通称 | - | |
分布 | アフリカ・タンガニーカ湖 | |
最大体長 | 10.5cm | |
寿命 | 3~5年 | |
餌 | 人工飼料、冷凍飼料、活餌など。何でも食べる。 | |
適性な水質 | 温度 | 22~27℃ |
PH | 7.8~9.0 | |
硬度 | 中程度の硬水~硬水:12~20°d | |
飼育難易度 | 難しい | |
繁殖難易度 | 難しい 産卵はアフリカン・シクリッドの中では難しい。 産卵に利用するのは岩組の隙間で作られた洞窟状のスペースで、このレイアウトが上手くいかないと産卵しない。上手く繁殖すると洞窟の内部に多い時で250個もの卵を産み付ける。 孵化まで10日ほどかかり、自由遊泳をはじめるまでそこから7日ほどかかるので、成長が遅いことが分かる。成熟するまでも時間がかかり、約2年ほどかかるようだ。 | |
オスメスの見分け方 | オス | - |
メス | - | |
水槽内で好む高さ | 中層~低層 | |
混泳での注意点 | 気性:攻撃的になることがある 多少小競り合いをするが問題なるほどではない。 | |
気をつけたい病気 | - | |
推奨されるアクセサリなど | 岩組、掃除をしやすい砂状の底床、サンゴ砂などアルカリ性に傾けるもの | |
避けたほうがよいもの | - | |
60cm水槽での適正な飼育数*1 | 10匹 |
特徴・飼育上の注意
水質はタンガニーカ湖の魚なので、弱アルカリ性で硬度の高い水で飼育する。
シクリッドらしく気が荒いところがあり、それぞれがテリトリーを主張するため、混泳する場合は適度な隠れ家が必要。
飼育者の声
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています
洞窟状のフジツボを巣穴として気に入ってくれたらしく稚魚が生まれました。
ブリチャージのようにあまり動き回らないので、稚魚を確認できた時にはもうかなり成長していました。(ヘリアンサス 2023-06-26 (月) 10:33:31)