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デンキウナギ
魚で最も強い電流を流すデンキウナギ。正確にはうなぎではなくコイやナマズの仲間らしい。電気器官と呼ばれるところに電気細胞という場所があり6000個ほどの細胞で蓄電して電気を発する。
1000分の1秒ほどの短い放電を毎秒400回繰り返し、最高600~800Vで1Aもの電気を発し、川を渡る馬や、捕食しようとしたワニをを気絶させることもある。餌の魚の場合は「0.003秒で捕食相手を完全に行動不能にできる」とのこと。
最大で250cmにもなり、体重は20キロを超え、15年という長寿を誇る。
現地では人が誤って刺激してしまい心室細動になった例もある。
米バンダービルト大学(Vanderbilt University)のケネス・カタニア(Kenneth Catania)教授によると、その放電の仕組はアメリカで警察が使用するテーザー銃とほぼ同じとのこと。
http://www.afpbb.com/articles/-/3033528
日本電気技術者協会によると、100~3000mAの場合は「心室細動の発生、心拍停止の現れ、極めて危険である。」とされている。
以上のような事情から、デンキウナギを扱う際には専用の機材や、絶縁のためのゴム手袋が必要になる。
以下、水族館のメンテナンス時の様子。
http://www.aquarium.gr.jp/blog/2012/06/post_412.html
Photo
データ
学名 | Electrophorus electricus (Linnaeus, 1766) | |
英名 | Electric eel | |
分類 | デンキウナギ目、デンキウナギ科(エレクトロフォルス科)、デンキウナギ属 | |
通称 | デンキウナギ、エレクトリック・イール、電気ウナギ | |
分布 | アマゾン川、オリノコ川 | |
最大体長 | 250cm | |
寿命 | 15年 | |
餌 | 人工飼料、冷凍飼料、活餌慣れれば何でも食べるが、生体電流を感知して捕食しているとの情報もあり、小魚などの活餌が好物だ。 | |
適性な水質 | 温度 | 23〜28℃ |
PH | 6.2〜7.2 | |
硬度 | 非常な軟水〜軟水:5〜10 °d | |
飼育難易度 | 非常に難しい | |
繁殖難易度 | −(データなし) | |
オスメスの見分け方 | オス | −(データなし) |
メス | −(データなし) | |
水槽内で好む高さ | 底層 | |
混泳での注意点 | 肉食性で250cmを超えることと、その強力な電流から捕食の対象でなくとも混泳は不可能 | |
気をつけたい病気 | − | |
推奨されるアクセサリなど | − | |
避けたほうがよいもの | − | |
60cm水槽での適正な飼育数*1 | −匹 |
特徴・飼育上の注意
250cmという大きさと、最大で馬をも動けなくさせる電流を持つ魚だ。最低でも3mクラスの水槽が必要で、水換えや底床掃除の際にはゴム製の手袋(場合によってはドライスーツなど)を用意するなどの配慮が必要。
つまり水族館クラスの設備がなければ終生飼育は難しい。扱いには細心の注意を払う必要がある。
飼育者の声
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
''''
3mはないわw (名無しさん 2014-07-10 (木) 16:17:17)
ベビー飼育中。。。
ちょっとコメントが大げさです。実際、そんなに危険な魚ではないですよ(きちんとした知識があれば)。可愛い魚ですし、1800程度の水槽が用意出来れば、飼育は可能です。一般人は飼うな!的なコメントには、やや反論したい気分です。よっぽどアリガーや銀アロあたりの方が成魚はやっかいかと(スペース的に)(いけぽん 2015-04-11 (土) 21:52:33)
*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています
大袈裟過ぎるだろw
飼育が非常に難しいとあるが電気に気を付けることを除けば
正直手がかからない良い子
餌も冷凍アジやワカサギを食べてくれるし
水質の変化にも強いしで、何だかんだで5年目
成長も250cmとあるがここまでになるのは家庭じゃまずないでしょ
成長スピードも速くないし、大概大きくても1m位で止まるんだと思う
自分のは今70cmオーバー。180cmで飼ってる
こいつに比べれば正直ダトニオやパーチのが気を使うね (ジョニィ 2013-07-28 (日) 00:58:14)