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グラス・ハチェット  

ペルーのユリマグアスにある小川に生息するハチェット。

その名の示す通り透明な体を持つハチェット。
体色は銀色で、体側にブラックのラインが一本はいる以外は模様らしい模様もない。
背がまっすぐ直線で、腹側が円を描くように膨らんだ不思議な体型をしている。
左右に扁平で水面を葉っぱのようにスイーッと移動する。

ハチェットの仲間の中でも小型で成魚でも3cm程度しかない。

泳ぎが苦手で水流を嫌い、導入時の水合わせもシビアなことから中級者からの飼育をお薦めする。


Photo  

グラス・ハチェット
 
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データ  

学名Carnegiella myersi (FERNANDEZ-YEPES, 1950)
英名Pygmy Hatchetfish, Myers Hatchetfish, Glass Hatchetfish
分類カラシン(Characiformes )目、ガステロペレクス(Gasteropelecidae)科、カルネギエルラ(Carnegiella)属
通称グラス・ハチェット、ピグミーハチェット
分布ペルーのユリマグアスにある小川
最大体長3cm
寿命3〜5年
人工飼料冷凍飼料活餌自然下では水面の小さな昆虫を好む。水槽ではなんでも食べる。口が小さいため細く砕くとよい。餌を食べるのが下手なタイプなので他の種類と混泳させる場合は多めのエサを与えて余ったものを回収する。
適性な水質温度23~27℃
PH4.0~7.0
硬度軟水~硬水:10~20 °d
飼育難易度普通
繁殖難易度非常に難しい
繁殖は非常に難しく、水槽での繁殖例はほとんど聞かない。おそらく大きな水槽でジャングルのように水面まで水草の茂った空間でなくては難しいと思われる。
非常に稀ではあるが成功例もあるようなのでチャレンジしてみてはいかがだろうか。
オスメスの見分け方オス−(見分けるのは困難)
メス−(見分けるのは困難))
水槽内で好む高さ上層
混泳での注意点小型で水槽表面を漂うため給餌の時におとなしい魚にさえちょっかいを出されることがある。出来れば水面まで達するような水草を隠れ家に欲しいところだ。また臆病なため5匹以上のまとまった数で飼育すると状態が良くなる。エサ取りが苦手で多めのエサを与えるためコリドラスなど掃除役も一緒に導入するといいだろう。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど飛び出し事故が多いので蓋は必須。隠れ家となる水面まで達する水草
避けたほうがよいもの泳ぎが苦手なので水面に水流を発生させるもの
60cm水槽での適正な飼育数*125匹(水面に漂うため多すぎると良くない)

特徴・飼育上の注意  

導入時に弱って死んでしまうことが多い。まずショップで1週間は落ち着いてエサも食べるようになった個体を選びたい。

水合わせも慎重に時間をかけて取り組もう。飛び出し事故が多いので蓋は必須。また水面に漂うようにしているので、水流があると耐えず揺れていて弱ってしまう。そのため水面が動かないように工夫する必要がある。

一度水質に慣れてしまえば飼育は容易。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

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今まで導入時に★になったものがいないので、書かれてるほどシビアになる必要もないのかと
名無しさん 2016-05-06 (金) 21:52:09


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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています