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ニューギニア・レインボー
名前の通りニューギニアに生息するレインボーフィッシュ。
生息地は森林や水草が生い茂る、流れの殆ど無い水深1m未満の川。オープンウォーターの状態を好むようだ。
メダカのように鋭角な顔で口が非常に小さい。
背ビレはうちわのようにひろがり赤みが差す。第2背ビレ・腹ビレ・尻ビレが黒く、フィラメントが伸び、コウモリの羽のような印象を受ける。尾ビレも上下が長く伸長し、赤みがかる。
いくつかのカラーパターンが知られており、尾ビレは透明な場合もある。
Photo
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データ
学名 | Iriatherina werneri (Meinken、1974) | |
英名 | Threadfin Rainbowfish | |
分類 | トウゴロウイワシ(Atheriniformes)目、メラノタエニア(レインボーフィッシュ)(Melanotaeniidae)科、イリアテリナ(Iriatherina)属 | |
通称 | スレッドフィンレインボー | |
分布 | ニューギニア中部、オーストラリア北部 | |
最大体長 | 5cm | |
寿命 | 3~5年 | |
餌 | 人工飼料、冷凍飼料、活餌など。なんでも食べるが口が小さいため細かな餌が向いている。ブラインシュリンプが好物。 | |
適性な水質 | 温度 | 26~30℃ |
PH | 6.0~8.0 | |
硬度 | 非常な軟水~中程度の硬水:5~12°d | |
飼育難易度 | 普通 | |
繁殖難易度 | やさしい 繁殖期になるとオスがうちわのような背ビレをパタパタと動かしてメスを誘う。卵は浮草の根などに産み付ける。稚魚の隠れ家にもなるため、水中に長い根を出すタイプの浮草が最適。 ペアは数週間に渡り、毎日のように少量の卵を産む。成魚は卵を食べてしまうので増やしたい場合は見つけたら適宜回収する。 5~10日ほどで孵化する。ヨークサックを使い切ると泳ぎ出すのでインフゾリアを与える。1週間ほど経つとブラインシュリンプを食べられるようになるので徐々に切り替えていく。 | |
オスメスの見分け方 | オス | ヒレが伸長する |
メス | メスはふっくらとしていてヒレが伸長せず、ブラックのラインもない。 | |
水槽内で好む高さ | 中層 | |
混泳での注意点 | 気性:大人しい 大人しいが中層を遊泳する種との混泳は向かない。 | |
気をつけたい病気 | - | |
推奨されるアクセサリなど | - | |
避けたほうがよいもの | - | |
60cm水槽での適正な飼育数*1 | 33匹 |
特徴・飼育上の注意
生息地は森林や水草が生い茂る、流れの殆ど無い水深1m未満の川。オープンウォーターの状態を好むようだ。
その特徴的なヒレは攻撃の対象になりやすいため、きれいな状態で保つには水草で隠れ家を作り、同種のみで混泳すると良い。
コリドラスなど遊泳スペースの異なるタイプとは問題なく混泳可能。
飼育者の声
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています
ニューギニアレインボー
90×45×45水槽。個体25匹、混泳ネオンテトラ30匹、クーリーローチ10匹。半分は背面喫水線までの岩組と左半分が水草の水槽に混泳中、しきりにフィンダンスをしている、雌雄の判別は困難。見ているだけで楽しくなる。クーリーローチもお腹がすくと岩の隙間から顔を出して餌を探している。お互いに干渉しなくて安心できる。(名無しさん 2017-06-30 (金) 15:36:48)