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ナノストムス・エスペイ
南米:ギアナに生息するペンシルフィッシュ。
ペンシルフィッシュらしい細長い体型に、斜めに5本入るブラックのラインとホワイトのコントラストが美しい。
かつては入荷が少なく高価だったが、現在では入荷が安定して価格も落ち着いている。
それでも魅力的であることには変わりなく、多くの愛好家に飼育されている。
小型だが気が荒く特に同種間では喧嘩が絶えないためしっかりと隠れ家を用意しよう。そうしないと見るに耐えないほどのしつこい喧嘩をしてしまう。
ペンシルフィッシュの仲間はコケを食べると導入されることがあるが、個体差が大きく、エサを絞るとそのまま弱って死んでしまうことがあるので注意が必要だ。
Photo
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データ
学名 | Nannostomus espei(Meinken, 1956) | |
英名 | Barred pencilfish、Fourbarred pencilfish | |
分類 | カラシン目、レビアシナ科、ナノストムス(Nannostomus)属 | |
通称 | ナノストムス・エスペイ | |
分布 | 南米:ギアナ | |
最大体長 | 4cm | |
寿命 | 2〜3年 | |
餌 | 人工飼料、冷凍飼料、活餌選ばずなんでもよく食べます。口が小さいので細かくしてあげましょう。ペンシルフィッシュの仲間はコケを食べると導入されることがあるが、個体差が大きく、エサを絞るとそのまま弱って死んでしまうことがあるので注意が必要だ。 | |
適性な水質 | 温度 | 24〜26℃ |
PH | 5.5〜7.0 | |
硬度 | 非常な軟水〜軟水:4〜10 °d | |
飼育難易度 | 普通 | |
繁殖難易度 | 普通。本種はペンシル・フィッシュの仲間の中では容易な方で、それほど極端なブラックウォーターの環境を作らなくても繁殖が狙える。水面を覆うような大量の浮き草があると良い。卵、稚魚ともに捕食の対象になるため見つけたらすぐに取り出そう。2日ほどで孵化するが、とても小さくインフゾリア?しか食べられない。 | |
オスメスの見分け方 | オス | 成熟したオスは、5つの黒いスポットの最後尾が大きくなり、尾ビレが黒くなる |
メス | 上記の特徴が出ないのがメス | |
水槽内で好む高さ | 上層〜中層 | |
混泳での注意点 | 縄張り意識が強く、特にオス同士の争いは死に至ることも。出来れば同種の混泳は避けてペアで飼うのが望ましい。 | |
気をつけたい病気 | 松かさ病 | |
推奨されるアクセサリなど | 隠れ家を作るための水草など | |
避けたほうがよいもの | − | |
60cm水槽での適正な飼育数*1 | 15匹 |
特徴・飼育上の注意
水質は酸性の軟水を好む。こなれた水を好むが水質の悪化には弱いので底床掃除などをしっかりと行いたい。視界のあまりない環境なためか、目に見える距離での同種間での争いが耐えない。小型カラシンなども攻撃の対象にされることがあるので、十分な水草で隠れ家を用意したい。
飼育者の声
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています
成熟したオスは、5つの黒いスポットの最後尾が大きくなり、尾ビレが黒くなるので、オスメスの区別は容易となりますよ。(名無しさん 2019-12-14 (土) 22:27:16)