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- レッドテール・オスフロネームス・グラミー へ行く。
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レッドテール・オスフロネームス・グラミー
マレーシア、インドネシア原産の大型のグラミー。
名前の通り各ヒレの縁が赤くなる特徴を持っている。胸ビレの根本と、尾柄に黒いスポットが入る。同種に有名なオスフロネームス・グラミーがいて、特徴はよく似ている。
アナバス系らしく長く伸びる触覚を持つ。幼魚の頃は三角形の体型で、細長い顔をしているが、成魚になるとおでこが膨らみ、下顎が発達する。また、幼魚の頃を銀色だが、成熟するにつれて黒みを帯びてくる。最終的には青黒い体色と赤い縁のヒレになる。
成長すると縄張りを主張するようになるが、十分な遊泳スペースを確保できれば問題ないことが多い。
成魚の姿は幼魚の見た目も特徴も異なる。同種のオスフロネームス・グラミーと同じように大型で長生きのため持て余す飼育者が多い。しっかりと生態を確認してから導入したい。
Photo
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データ
学名 | Osphronemus laticlavius (Roberts, 1992) | |
英名 | Giant red tail gourami | |
分類 | スズキ目(Perciformes)、オスフロネムス(Osphronemidae)科、オスフロネムス(Osphronemus)属 | |
通称 | レッドテール・オスフロネームス・グラミー、レッドテール・オスフロネムス・グラミー、ジャイアント・レッドテール・グラミー | |
分布 | マレーシア、インドネシア | |
最大体長 | 50cm | |
寿命 | 25年 | |
餌 | 人工飼料、冷凍飼料、活餌など。自然下では雑食性で植物や昆虫などを食べている。比較的餌付き安いものの個体差が大きく、特定の餌にしか興味を示さないことがある。草食性が強いタイプなので、植物質の多い人工飼料を与える。他には茹でたほうれん草、クリル、コオロギ、赤虫。 | |
適性な水質 | 温度 | 20~30℃ |
PH | 6.5~8.0 | |
硬度 | 非常な軟水〜非常な硬水:5~25°d | |
飼育難易度 | 普通 環境さえ整えられれば長期飼育は容易 | |
繁殖難易度 | 難しい 繁殖自体は可能だが非常に大きな水槽が必要となる。 オスが浮草などを利用して水面に産卵床を作る。テープなどで人工的に作られた場所でも産卵可能。産卵が開始されるとオスが産卵床へ卵を移動する。このときのオスは非常に攻撃的になるのでメスでも混泳は不可。 卵は24~36時間程度で孵化する。稚魚は3~5日でヨークサックを消費して自由遊泳するようになる。 2~3週間ほどはオスが稚魚を守る。 稚魚は大きなため細かく砕いた人工飼料で問題ない。 | |
オスメスの見分け方 | オス | メスに比べてカラフル |
メス | オスに比べて地味 | |
水槽内で好む高さ | 上層 | |
混泳での注意点 | 気性:攻撃的になることがある 基本的には大人しいが、狭い水槽で過密飼育するとテリトリーを主張して他種のヒレをボロボロにしたりすることがある。十分な遊泳スペースが確保できるならナマズやアロワナと混泳可能。 | |
気をつけたい病気 | - | |
推奨されるアクセサリなど | - | |
避けたほうがよいもの | - | |
60cm水槽での適正な飼育数*1 | -匹 |
特徴・飼育上の注意
水質への適応範囲は広く、餌付きやすいため飼育は容易。
遊泳力が高く、好奇心旺盛で水槽内のレイアウトをいじることがある。オスは産卵床を作るために水草を引き抜くことがある。そのため水草水槽には向かない。
食欲旺盛で急速に大きくなるため水が汚れやすい。大きな水槽と大型のろ過器を準備したい。
成魚になるとテリトリーを主張するようになるため、過密飼育をすると攻撃的になる。しかし基本的には大人しいため、十分な遊泳スペースさえあれば混泳は可能。
飼育者の声
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています