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セベラム  

古くから中型魚好きに愛される南米産のシクリッド。

幼魚の状態では黄土色の体に茶色のラインが横方向に7本程度入る、地味な体色をしている。成体になると色が濃くなり、体高も出て、シクリッドらしい重厚で野性味あふれる魅力的な魚。

丈夫で餌食いもよく、弱酸性の水で飼育すれば問題なく飼育できる。
多少小競り合いがあるが、問題になることはなく、同程度の大きさのシクリッドなあら問題なく混泳できる。

東南アジアで大量にブリードされ、非常に安価で流通しています。
ブリードの過程で生まれた改良品種のほうが多く流通しており、ゴールデンやレッドスポットゴールデンといった種が流通しています。


Photo  

セベラム
 
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データ  

学名Heros severus (Heckel, 1840)
英名
分類スズキ(Perciformes)目、カワスズメ(キクラ、シクリッド)(Cichlidae)科、ヘロス(Heros)属
通称
分布ブラジル・ネグロ川、コロンビア・オリノコ川
最大体長20cm
寿命10~15年
人工飼料冷凍飼料活餌など。雑食性で何でも食べる。
適性な水質温度22~28℃
PH6.0~7.0
硬度非常な軟水~中程度の硬水:4~13°d
飼育難易度やさしい
繁殖難易度やさしい
繁殖も可能で、開かれた場所にある石や流木等に卵を受け付けるオープンスポウナー。
底床が砂だと穴をほってその中に卵を生むこともある。ベアタンクの場合は水槽の底に産むこともあるようだ。産卵可能に成熟するまで3年程度かかる。
幼魚の時はオス、メスの判別は難しく、成熟するとメスは赤みを帯び、オスは一回り大きく、より黒くなり濃紺になる。
卵は200程度産み、3日ほどで孵化する。マウスブルーダーでメスが甲斐甲斐しく世話をする。
オスも積極的に守るタイプでオスとメスで稚魚の周りをグルグルとパトロールする。
若いペアの場合は誤って食べてしまったり、上手くいかないことが多いですが、何度か挑戦するうちに適切に保護できるようになります。
オスメスの見分け方オス
メス
水槽内で好む高さ中層
混泳での注意点気性:攻撃的になることがある
シクリッドにしては大人しく大抵の種と混泳可能。産卵時だけは注意。口にはいるサイズの魚やエビは捕食するため不可。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど飛び出すことが多々あるので水槽の蓋は必須。
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*18匹

特徴・飼育上の注意  

丈夫で餌食いもよく、弱酸性の水で飼育すれば問題なく飼育できる。
多少小競り合いがあるが、問題になることはなく、同程度の大きさのシクリッドなあら問題なく混泳できる。

それほど活発に泳ぎまわるタイプではないが、20cmと大きくなるので90cm規格水槽以上での飼育が望ましい。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

良くセベラムはシクリッドにしては大人しく温和で、混泳向きと記載されてますが、私は飼育した経験から申しますと、セベラムは気性は荒いです。時にはオスカーにも攻撃を仕掛けた個体も居ましたし、ゲォファーガス類と比較してもセベラムが強い感じです。あと同じ体型のメチニス類も追い回してた事が多々有りました。中大型魚の混泳に絶対はありません。

1尾ずつ個体間の性格が異なり、他の魚との混泳には日々その魚の気性他魚への攻撃性等を良く観察した上で、喧嘩による傷が酷い場合はセパレートに分けるか、別の水槽に気性の荒い魚を移す等の処置をしないと、遅れる程犠牲者が出ます。

セベラムは同じシクリッドの混泳より、アロワナ、ポリプテルス、中大型ナマズ、特にメガロドラス等のドラスキャットにプレコガ問題なく行けると思いますが、アロワナは気性の荒い個体の場合はセベラムがアロワナに攻撃される事も有ります。ダトニオは大丈夫だと思いますが観察が必要、

要は本よりも、飼育しているの個体の観察を良くしていれば、1尾ずつの気性や相性等か把握出来ていざ混泳する時も成功しやすいと私は感じます。(名無しさん 2022-07-08 (金) 21:43:38


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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています