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シュードトロフェウス・デマーソニー
アフリカ・マラウィ湖原産の小型のシクリッド。
マラウィ湖は世界で9番目の大きさを誇り、シクリッドだけで800種生息しており、多くの固有種を有する多様性の豊かな湖。水質は弱アルカリ性で、硬度が高い。
紺の体色に薄いブルーのバンドが入る。濃紺や紫の熱帯魚は数いれど本種ほど鮮やかな色彩を持つものは珍しい。
Photo
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データ
学名 | Pseudotropheus demasoni (Konings, 1994) | |
英名 | - | |
分類 | スズキ(Perciformes)目、カワスズメ(キクラ、シクリッド)(Cichlidae)科、シュードトロフェウス(Pseudotropheus)属 | |
通称 | - | |
分布 | アフリカ・マラウィ湖 | |
最大体長 | 7.5cm | |
寿命 | - | |
餌 | 人工飼料、冷凍飼料、活餌など。何でも食べるが、草食性が強いので、スピルリナなど植物質の多い餌を与える。 | |
適性な水質 | 温度 | 24~28℃ |
PH | 7.6~8.8 | |
硬度 | 軟水~非常な硬水:10~25°d | |
飼育難易度 | 普通 | |
繁殖難易度 | 普通 産卵はマウスブルーダー。 メスが1~2つの卵を産むと、素早く口に含みます。その後オスが尻のあたりから出す精子を口に含むことで、口の中の卵に受精させる。これらの動作がクルクルとダンスをするように繰り返されます。 稚魚のエサはブラインシュリンプで問題ない。稚魚が自由遊泳するようになるまで3週間メスは絶食するため、繁殖には十分に餌を与えて栄養を蓄えさせる必要がある。 | |
オスメスの見分け方 | オス | オスのほうが多少大きくなる。凶暴性が強い |
メス | 多少小さい | |
水槽内で好む高さ | 中層 | |
混泳での注意点 | 気性:強い攻撃性あり かなり強い攻撃性を持っており、基本的にはペアでの飼育を推奨。 | |
気をつけたい病気 | - | |
推奨されるアクセサリなど | - | |
避けたほうがよいもの | - | |
60cm水槽での適正な飼育数*1 | 7匹 |
特徴・飼育上の注意
数あるシクリッドの中でも特別テリトリーを主張するタイプ。普段は岩陰等に潜み、他種に近づかれることを極端に嫌う。
特に同種のオス同士はものすごいスピードで追い回したり、グルグルと回ったりといった喧嘩を永遠繰り返す。
このような事情から、小型で美しい本種を混泳したいという願望は抑えたほうが無難。
ペアであっても岩場を複雑に組み合わせた隠れ家の多いレイアウトが向いている。
また底床は細かな砂が最適で、弱アルカリ性の硬水で飼育すると綺麗に発色する。
飼育者の声
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています