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ゴールデン・レオパード・タティア
アマゾン川原産の小型ナマズ。
大きな口と丸みを帯びた顔が特徴。
名前の通り黄色い体色に黒いスポット模様がランダムに入りヒョウのような模様を持っている。
狭い場所に身を隠すのが好きなので体のサイズより多少大きめの塩ビパイプなどを用意してやると中に隠れる。
土管から顔だけだしてコチラを眺めている様はとても可愛らしい。
あまり知られていないが生息域は流れの早い川のため、強い水流のある水槽を好む。臆病なところがあるので複数匹で飼育したい。
Photo
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データ
学名 | Centromochlus perugiae (Steindachner, 1882)、もしくはTatia perugiae | |
英名 | Oil Catfish、Oil Woodcatfish、Perugia's Woodcat | |
分類 | ナマズ(Siluriformes)目、アウケニプテルス(Auchenipteridae)科、不明(Centromochlus)属 | |
通称 | ブルーレオパード・タティア、レオパード・タティア | |
分布 | ペルー・アマゾン川 | |
最大体長 | 6.4cm | |
寿命 | 5~8年 | |
餌 | 人工飼料、冷凍飼料、活餌。肉食性で野生では主にアリ・コオロギ・カゲロウなどの昆虫を食べている。生き餌を好むが、人工飼料にも慣れるので肉食魚用のタブレットを与える。イトミミズやミジンコなども好む。 | |
適性な水質 | 温度 | 24~28℃ |
PH | 6.5~7.2 | |
硬度 | 軟水~中程度の硬水:6~10°d | |
飼育難易度 | 普通 | |
繁殖難易度 | やさしい 繁殖は容易で、複数匹で飼育していれば塩ビパイプ等に卵を産み付ける。 他のAuchenipterids同様に、オスの尻ビレを交接器として使いメスの体内で受精してから卵を産む。 卵は7日ほどで孵化する。増やしたい場合は親魚を取り除く必要があるが、リシアやモスなどを茂らせた水槽なら稚魚が隠れて自然と増えることもある。 | |
オスメスの見分け方 | オス | オスのほうが尻ビレの1~2棘が長い |
メス | 尻ビレは伸長しない | |
水槽内で好む高さ | 低層 | |
混泳での注意点 | 気性:大人しい 基本的にはどんな種とも混泳可能だが、口にはいるサイズの魚とは混泳できない。 | |
気をつけたい病気 | 白点病 | |
推奨されるアクセサリなど | 隠れ家になる流木、植木鉢や塩ビパイプ、水流を生むポンプやろ過器 | |
避けたほうがよいもの | - | |
60cm水槽での適正な飼育数*1 | 25匹 |
特徴・飼育上の注意
おとなしい性格をしているため基本的にはどんな種とも混泳可能だが、口にはいるサイズの魚とは混泳できない。
肉食性で野生では主にアリ・コオロギ・カゲロウなどの昆虫を食べている。生き餌を好むが、人工飼料にも慣れるので肉食魚用のタブレットを与える。貪欲になんでも食べ、フグのように腹が膨らんで死んでしまうことがある。そのため餌は控えめのほうが良い。
飼育者の声
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています
慣れれば照明を点灯していても餌に反応し餌を食べに来ますが、購入したてや環境に慣れてない場合は、しっかり暗くならないと物陰それも鰭を張った状態で当たるぐらいの狭さの場所にずっと隠れていますね。
夜間泳ぎ回ることや水質安定のことを考えればある程度大きさ水槽のほうが向くのですが、観察のしやすさを考えると45cm水槽もしくは60cm水槽での飼育をおすすめします。
他の夜行性の魚に比べ、少しの明るさでも警戒してしまうため、購入したての頃は消灯しなくともちゃんと観察しやすいように水槽の前の方や観察しやすい場所に筒型などの隠れ家を配置したほうが良いです。
他魚を襲いにくいためサイズの合うテトラやコリドラスなど他の魚との混泳も可能ですが、本種をメインに飼育するのであればミナミヌマエビやオトシンクルス程度にすることをおすすめします。(名無しさん 2021-02-03 (水) 21:15:15)