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アンゴラ・バルブ  

南部アフリカ原産のコイの仲間。
生息地は極浅い流れの遅い川で、フミン酸が豊富なブラックウォーター。

細長い体型に、横方向に入る10本程度のバンドが特徴の種。
白っぽい底床で飼うとイエローになり、黒系の底床で飼うとオレンジがかる。底をさらう際に使うヒゲが生えている。


Photo  

アンゴラ・バルブ
 

756.jpg
写真提供:吉田観賞魚販売 色がワビサビ!好きだなぁ。
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データ  

学名Barbus fasciolatus (Günther, 1868)
英名Blue-Barred Barb、African Banded Barb、Fire Barb、Angolan Barb
分類コイ(Cypriniformes)目、コイ(Cyprinidae)科、バルブス(Barbus)属
通称アフリカンバンデッド・バルブ
分布南部アフリカ、アンゴラ、ザンビア、ジンバブエ、ボツワナ
最大体長6cm
寿命5~8年
人工飼料冷凍飼料活餌など。植物性の餌もたまに与えると良い。
適性な水質温度20~26℃
PH5.0~6.5
硬度非常な軟水~中程度の硬水:5~12°d
飼育難易度普通
繁殖難易度普通
お腹の膨らんだメスと、色の一番強いオスを選んで繁殖用水槽に移す。すぐに産卵するわけではなく、生き餌等を与えて十分に栄養を付けさせる必要がある。
うまくいくと数日ほどで卵を産む。一度に数百の卵を産みます。親魚が食べてしまうので、すぐに元の水槽に戻す。
2日ほどで孵化し、自由遊泳数用になるには1週間と、比較的長い時間がかかるようだ。
稚魚は小さいためまずはインフゾリアを与える必要がある。
オスメスの見分け方オスヒレが伸長する
メスヒレが伸長しない
水槽内で好む高さ上層
混泳での注意点気性:大人しい
大人しいが、極小さいので捕食される可能性が高いため、同じくらい小さい種か、単独飼育推奨。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*13匹

特徴・飼育上の注意  

生息地は極浅い流れの遅い川で、フミン酸が豊富なブラックウォーター。
このような環境を模して、水流の無い、高さのあまりない水槽での飼育が向いている。また、落ち葉からタンニンの溶け出た状態を作るために、ブナ、カシ、モモタマナなどの葉を水槽内に入れて置くと自然と葉が腐敗し分解されるため病気対策になる。二次的に発生する微生物も餌になる。

餌は何でも食べるが、草食性の強い種なので、植物性の餌も上げると良い。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

水草水槽でアンゴラバルブとエンゼルフィッシュ無事混泳できました。(あや 2021-02-09 (火) 13:54:37


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隠れ家の少ない水槽でたくさん飼うと同種間の争いが割と激しいです。ポツポツ死んでしまうので、水質が悪いのかと思ったが、最後の1匹になったら悠々と長く生きてますので、恐らく同種間の争いによるストレスかと思います。
(所謂1Lで生体1cm=26Lで5匹、エーハイム外部2211排水シャワー、サブプロとメック、週1回換水1/3、餌はあげすぎない程度)
その他感想
きっと水草水槽とかのように隠れ家があれば大丈夫なのかも。
あと最初からいた1匹のグリーンテトラや2匹のヌマエビは虐めませんでした。
餌食いつきは良いです。
慣れるまで前に出てこない事がありました。
何処かで痩せやすいとみましたが、いじめられっ子は食べてても痩せていく事がありました。
元気に泳ぐので、楽しいです。
ヒゲがあるので、若干幼鯉っぽい雰囲気です。
未熟者ですので、あくまで参考程度に留めてください。
さこ 2021-03-31 (水) 00:20:59


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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています