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レッドテール・キャットフィッシュ
南米アマゾン川原産の巨大ナマズ。
非常に魅力的なナマズ。長いヒゲに丸い顔。白いお腹に黒いヒレ。しかも尾ビレや背ビレは赤く染まりコントラストも素晴らしい。
しかし悲しいことに大型になる本種を維持できずに引き取りの依頼が最も多いナマズでもある。
維持費を簡単に表現すれば、人間の子どもを育てるのと同じ程度の資金が必要になる。それが無理ならすっぱりと諦めて魅力溢れる姿を水族館で楽しもう。
Photo
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データ
学名 | Phractocephalus hemioliopterus(Bloch & Schneider,1801) | |
英名 | Redtail catfish | |
分類 | ナマズ目、ピメロドゥス科、プラクトセファルス属 | |
通称 | レッドテール・キャットフィッシュ | |
分布 | 南米:アマゾン河、オリノコ河流域 | |
最大体長 | 130cm | |
寿命 | 20年 | |
餌 | 人工飼料、冷凍飼料、活餌。肉食性で甲殻類や小魚を好むが、慣れれば何でも食べる。 | |
適性な水質 | 温度 | 20〜26℃ |
PH | 5.5〜6.8 | |
硬度 | 軟水:9〜10 °d | |
飼育難易度 | やさしい | |
繁殖難易度 | −(データなし) | |
オスメスの見分け方 | オス | −(データなし) |
メス | −(データなし) | |
水槽内で好む高さ | 底層 | |
混泳での注意点 | 肉食性が強くアロワナほどの大きさの魚でも口に入れば食べようと噛み付く。混泳は避けたほうが良い | |
気をつけたい病気 | − | |
推奨されるアクセサリなど | − | |
避けたほうがよいもの | − | |
60cm水槽での適正な飼育数*1 | −匹 |
特徴・飼育上の注意
最大で130cm、水槽下でも100cmに成長する。大食漢で水質の悪化も早く、水換えも相当な量になる。フィルターも相当強力なものが必要で、水槽は最低でも180cm規格水槽以上。理想を言えば300cm程度の大きさの水槽が欲しい。大食漢で餌代だけでも相当な金額になる。終生飼育の20年維持となると人間の子どもを育てるのと同じ程度の負担になる。まさに選ばれし人だけが飼育することを許される魚と言える。
それだけの負担する覚悟と体力、環境、経済力が必要になります。飼い主を覚えて寄ってくるほど人懐っこく、犬や猫のようになでたりすることもできるキャットフィッシュ。そんな愛情込めて育てた魚を自分の都合で殺すことを考えたら初めから飼わないのが賢明です。
飼育者の声
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています