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- 1 (2015-09-07 (月) 02:27:10)
- 2 (2017-07-06 (木) 20:18:25)
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コリドラス・パスタゼンシス
ロングノーズタイプでアイバンドと背ビレからエラにかけて横に入るバンドが特徴。ロングノーズ・アルマートゥスとも呼ばれるが、正確にはこのロングノーズタイプは別種という見方もある。他のコリドラス同様カテゴリー分けは完全ではないようだ。このページではよく流通しているロングノーズタイプについて記述する。
最大で8cmと大型になり、高温に弱いので注意が必要だ。28℃以下で飼育したい。とくにパスタゼンシスは水質の悪化に弱く、底床の掃除を細目にしないと体調を壊しやすい。
なんでもよく食べるがイトミミズや赤虫をあげた時の喜ぶさまは見ていて楽しい。なんといっても可愛らしい仕草と、とぼけているような顔に癒される。底床の掃除屋としての一面もあるが、実は大食漢で専用の餌をあげるのが望ましい。
Photo
データ
学名 | Corydoras pastazensis(Weitzman, 1963) | |
英名 | Pastaza corydoras | |
分類 | ナマズ目、カリクティス科、コリドラス属 | |
通称 | コリドラス・パスタゼンシス、コリドラス・パスタゼンシス パンタゼンシス、ロングノーズ・アルマートゥス | |
分布 | 南米:パンタゼ川流域、ボボナザ川 | |
最大体長 | 6〜8cm | |
寿命 | 3〜5年(恐らく本当の寿命は長い) | |
餌 | 人工飼料、冷凍飼料、活餌。沈下性のキャットやコリタブが向いている。イトミミズや赤虫も好物。何でもよく食べる。 | |
適性な水質 | 温度 | 22〜26℃ |
PH | 6.0〜8.0 | |
硬度 | 軟水 | |
飼育難易度 | 普通。 | |
繁殖難易度 | −(データなし)。繁殖に関してデータがない。水質にうるさく、ロングノーズタイプとあって難しいことが予想される。以下は一般的なコリドラスの繁殖方法。Tボジションと呼ばれる体制でオスの精子をメスが口で吸い取るという方法をとる。卵が産まれたら他の魚に食べられないように隔離したほうがいいだろう。生まれてすぐのほうが卵が取りやすい。時間が経つとくっついて取りにくくなるので注意。稚魚用の水槽は何でもいいが軽くエアレーションをして無精卵がカビてないか観察しよう。3日ほどで稚魚が生まれ、2日ほどはヨークサックで成長する。5日経っても孵化しないようなら無精卵なのでカビないように取り出そう。泳ぎ回るようになったらブラインシュリンプをあげよう。生存率をあげるにはエサを多めに、一日に三回程度に分けてあげると良い。しかしその分、水も汚れやすいので細目な掃除と水換えを心がけよう。一ヶ月もすれば人工飼料も食べるようになり、大人と同じような姿に成長する。 | |
オスメスの見分け方 | オス | シャープでスリムな体型 |
メス | 上から見ると腹部がふっくらとしている | |
水槽内で好む高さ | 底層 | |
混泳での注意点 | 大人しいので多くの魚と混泳できる。また臆病でなので隠れ家を多めに作ってあげよう。繁殖を狙うなら卵は隔離する必要がある。 | |
気をつけたい病気 | カラムナリス症?、エロモナス症? | |
推奨されるアクセサリなど | 底床を口でさらうようにエサを探すので細かな砂状の底床が望ましい。臆病なので隠れ家となる土管?がお奨め。ほかにも隠れられる大きな流木や水草など。また適度な水流を好むので、水流を生むような水中ポンプやろ過器? | |
避けたほうがよいもの | 角のある底床、硬度を上げるサンゴ砂? | |
60cm水槽での適正な飼育数*1 | 20匹 |
特徴・飼育上の注意
最大で8cmと大型になり、高温に弱いので注意が必要だ。とくにパスタゼンシスは水質の悪化に弱く28℃以下で、底床の掃除を細目にしないと体調を壊しやすい。
大食漢で底床に体をつけて生息するため水換えの時にしっかりと底床を掃除してあげよう。汚れた環境だとヒレや自慢のヒゲが溶けてしまうこともある。
あまり知られていないがコリドラスには棘条と呼ばれる棘があり相手に刺さると毒を出す。なので輸送時に詰め込みすぎたり、大量に魚を混泳させると刺さる場合があるので注意しよう。
繁殖に関してデータがない。水質にうるさく、ロングノーズタイプとあって難しいことが予想される。以下は一般的なコリドラスの繁殖方法。
Tボジションと呼ばれる体制でオスの精子をメスが口で吸い取るという方法をとる。
卵が産まれたら他の魚に食べられないように隔離したほうがいいだろう。生まれてすぐのほうが卵が取りやすい。時間が経つとくっついて取りにくくなるので注意。
稚魚用の水槽は何でもいいが軽くエアレーションをして無精卵がカビてないか観察しよう。3日ほどで稚魚が生まれ、2日ほどはヨークサックで成長する。5日経っても孵化しないようなら無精卵なのでカビないように取り出そう。
泳ぎ回るようになったらブラインシュリンプをあげよう。生存率をあげるにはエサを多めに、一日に三回程度に分けてあげると良い。しかしその分、水も汚れやすいので細目な掃除と水換えを心がけよう。一ヶ月もすれば人工飼料も食べるようになり、大人と同じような姿に成長する。
飼育者の声
■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。
*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています