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ドワーフ・グラミー  

パキスタン、インド、バングラディッシュに生息するグラミー。

サンセット・ドワーフ・グラミーなどに代表される改良品種の原種。
鮮やかなレッドの体色にシマのように入るメタリックブルーの鱗が輝く美しいグラミー。その美しさと飼育の容易さからブリードも盛んで多くの改良品種が生み出されている。
原種のままで十分に美しいが、中にはホルモン剤で着色されたものもいる。それらは成長と共に色が抜けていくのが特徴だ。

それほど攻撃的でもなく、繁殖も可能なので多くの人に楽しんでもらえる魚だ。


Photo  

ドワーフ・グラミー
 
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データ  

学名Colisa lalia (Hamilton,1822)
英名Red Dwarf Gourami、Striped Dwarf Gourami、Sunset Dwarf Gourami、Powder Blue Gourami
分類スズキ(Perciformes)目、オスフロネムス(Osphronemidae)科、コリサ(Colisa)属
通称ドワーフ・グラミー
分布パキスタン、インド、バングラディッシュ
最大体長5cm
寿命3〜4年
人工飼料冷凍飼料活餌選ばずなんでもよく食べます。口が小さいので細かくしてあげよう
適性な水質温度25〜28℃
PH6.0〜8.0
硬度軟水
飼育難易度やさしい
繁殖難易度普通
繁殖はそれほど難しくないが、いくつかポイントがある。まずバブルネストビルダー?なので安心して卵が埋めそうな場所を作る必要がある。水面まで達する水草や、浮き草があるといいだろう。
良い泡巣?が出来るとオスがメスを包み込むようにして受精させる。その後はオスが卵を見はり近づくものは攻撃を仕掛け、甲斐甲斐しく世話をする。孵化まで2〜3日ほど。
稚魚は小さく2〜3日はヨークサックで成長するが、泳げるようになってもまだブラインシュリンプなどは食べられずインフゾリア?を与える必要がある。
さらに一週間ほどすれば細かく砕いた人工飼料を食べてくれるようになる。ここまで来れば一安心で親水槽へ戻す準備をしよう。
オスメスの見分け方オスレッドとブルーが鮮やかで繁殖期には婚姻色が出る
メスオスに比べると薄く地味な体色をしている
水槽内で好む高さ上層、中層、底層
混泳での注意点あまり攻撃的なタイプではないが時折追い回すことある。魚が少なすぎる水槽だと攻撃性が顕著になるので多めに飼育すれば落ち着く。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど繁殖を望むなら水面まで伸びる水草や浮き草
避けたほうがよいもの泳ぎが得意ではないので強い水流を発生させるポンプなど
60cm水槽での適正な飼育数*133匹

特徴・飼育上の注意  

ブリードものが多く流通していて水質に関しては適応範囲も広く丈夫で飼いやすい。特徴的な腹びれをしているのであまり泳ぎが得意ではない。水流は弱めにしてあげよう。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

なかなかタフな魚種です。本種よりだいぶ大きな金魚と混泳させたことがあるけど、金魚に負けつ劣らず活発でした。ネオンドワーフグラーミを飼育していましたが、水が合えば基本丈夫。
その後30センチ水槽でグッピーメスと混泳させましたが縄張り意識が強く攻撃的です。小さい魚やエビには関心がないけど、比較的大きなグッピーメスにはものすごい勢いで突進します。ちょっとかわいそうなので、また別の水槽へ引っ越させる予定です。(名無しさん 2022-04-15 (金) 16:15:38


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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています