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コバルト・ドワーフグラミー  

ドワーフ・グラミーの改良品種。
特徴的な腹びれは健在で、メタリックな質感とコバルトの色合いが熱帯魚の中でも随一と言われるグラミーの中でも特に美しい。
繁殖時には更に鮮やかな色彩を放ち見るものを魅了する。原種からわずかに残る赤いラインもアクセントになって見ていて飽きない。
それほど攻撃的でもなく、繁殖も可能なので多くの人に楽しんでもらえる魚だ。


Photo  

コバルト・ドワーフグラミー
 
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データ  

学名Colisa lalia Ver.
英名Cobalt Dwarf gourami、Cobalt Blue Dwarf Gourami
分類スズキ(Perciformes)目、オスフロネムス(Osphronemidae)科、コリサ(Colisa)属
通称コバルト・ドワーフグラミー
分布改良品種(原産は東南アジア全域)
最大体長5cm
寿命3〜4年
人工飼料冷凍飼料活餌選ばずなんでもよく食べます。口が小さいので細かくしてあげよう
適性な水質温度25〜28℃
PH6.0〜8.0
硬度軟水
飼育難易度やさしい
繁殖難易度普通
オスメスの見分け方オスメタリックブルーが鮮やかで繁殖期には婚姻色が出る
メスオスに比べると薄く地味な体色をしている
水槽内で好む高さ上層、中層、底層
混泳での注意点あまり攻撃的なタイプではないが時折追い回すことある。魚が少なすぎる水槽だと攻撃性が顕著になるので多めに飼育すれば落ち着く。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど繁殖を望むなら水面まで伸びる水草や浮き草
避けたほうがよいもの泳ぎが得意ではないので強い水流を発生させるポンプなど
60cm水槽での適正な飼育数*133匹

特徴・飼育上の注意  

グラミーに関しては弱酸性を保てば特別に気をつけることはなく、飼いやすい。特徴的な腹びれをしているのであまり泳ぎが得意ではない。水流は弱めにしてあげよう。
繁殖はそれほど難しくないが、いくつかポイントがある。まずバブルネストビルダー?なので安心して卵が埋めそうな場所を作る必要がある。水面まで達する水草や、浮き草があるといいだろう。
良い泡巣?が出来るとオスがメスを包み込むようにして受精させる。その後はオスが卵を見はり近づくものは攻撃を仕掛け、甲斐甲斐しく世話をする。孵化まで2〜3日ほど。
稚魚は小さく2〜3日はヨークサックで成長するが、泳げるようになってもまだブラインシュリンプなどは食べられずインフゾリア?を与える必要がある。
さらに一週間ほどすれば細かく砕いた人工飼料を食べてくれるようになる。ここまで来れば一安心で親水槽へ戻す準備をしよう。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

ドワーフタイプが特にそうですがとにかく低水温に弱い。水換えで24度あたりの水を急に入れるとヒレにカビが生えて最悪死ぬ個体が出ます。長もちのコツは水温をとにかく26度~28度に保ちきることです。(名無しさん 2023-01-27 (金) 20:36:32


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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています