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ピグミーマルチストライプ・ローチ  

ベトナム・ビンディン省、クアンビン省原産の最大でも4cmと小型のローチ。

ストライプという名前に恥じない白と黒の明確な縞模様を持つ。

臆病な性格で、あまり大型魚との混泳は向かない。同系統の小型のローチなら問題なく混泳できる。また群れる性質があるので、6匹程度のまとまった数で飼育したい。
他のローチと違い遊泳力があり、中層でホバリンクしたりガラス面に張り付いたりする。


Photo  

ピグミーマルチストライプ・ローチ
 
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データ  

学名Micronemacheilus cruciatus (Rendahl (de), 1944)、Yunnanilus cruciatusとされることもある
英名Hovering Zebra Loach、Vietnamese Multi Banded Zebra Loach
分類コイ(Cypriniformes)目、タニノボリ(Balitoridae)科、不明(Micronemacheilus)属
通称
分布ベトナム・ビンディン省、クアンビン省
最大体長4cm
寿命2~5年
人工飼料冷凍飼料活餌など。なんでもよく食べる。
適性な水質温度25~28℃
PH6.0~7.0
硬度非常な軟水~中程度の硬水:2~12°d
飼育難易度普通
繁殖難易度難しい
ローチには珍しく産卵が可能。広い葉や水槽のガラス面等に卵を産み付けるタイプで、メス1、オス2の状態で別水槽に移すのが良いとのこと。
卵が生まれたら食べられないように隔離する必要がある。繁殖に関しては情報が不確かなため、経験者の加筆を待つ。
オスメスの見分け方オス
メスメスのほうがふっくらとした体型。若干茶色がかっている
水槽内で好む高さ中層~低層
混泳での注意点気性:大人しい
捕食さえされなければ、大人しいため大抵の種と混泳可能。
気をつけたい病気
推奨されるアクセサリなど砂状の底床、隠れ家となる土管や石組み、エアレーション
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*141匹

特徴・飼育上の注意  

水の汚れには敏感なため、十分なろ過装置で素早く毒素を中和する必要がある。
臆病な性格で、あまり大型魚との混泳は向かない。同系統の小型のローチなら問題なく混泳できる。また群れる性質があるので、6匹程度のまとまった数で飼育したい。
他のローチと違い遊泳力があり、中層でホバリンクしたりガラス面に張り付いたりする。

酸素飽和度の高い水を好むため、エアレーション推奨。
一定の遊泳スペースと隠れ家となる水草が合ったほうが良いようで、ベアタンク等は向かない。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

ドジョウ、メダカ、オトシン、シュリンプ、ミナミヌマエビ
などと混泳は可能です。
臆病な性格だと思っていましたが、個体差はやはりあるようでメダカをつついたりシュリンプをつついたりと割と攻撃的な子もいました。
詳しい生態が明らかになっていないので、求愛行動なども分かりません。
昨晩2匹が噛み付いたり体をお互いぶつけ合っていたので、ただの喧嘩なのか繁殖行動なのか不明です。(syi 2020-08-29 (土) 13:35:31


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*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています