レッド・ソードテールのバックアップ(No.1)

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レッド・ソードテール　

卵胎生メダカであるソードテール。
金魚のような真っ赤な体色が特徴。レッドが成長するにつれて濃くなり、特に尾ビレの伸びたオスは非常に綺麗になる。多くの改良品種の元になった種だ。

プラティーと同属とあって飼いやすく、弱アルカリ性の水であれば問題なく飼育できる。
繁殖も非常に簡単で購入して気がつくと子どもがなんてこともあります。
性転換することで知られ、生まれたときは全てメスで、大きくなるとオスに変化する。オスになると特徴の刀のような尾ビレに変化するのですぐにわかる。

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データ　

学名		Xiphophorus helleri var.
英名		Swordtail、Swordie、Green Swordtail
分類		カダヤシ目、カダヤシ科、キシフォフォルス属
通称		レッド・ソードテール
分布		改良種（原種はメキシコ南東部、グァテマラ）
最大体長		8cm
寿命		2〜3年
餌		人工飼料、冷凍飼料、活餌。何でも選ばずよく食べる。
適性な水質	温度	22〜28℃
	PH	7.0〜8.0
	硬度	中程度の硬水：10〜15 °d
飼育難易度		やさしい
繁殖難易度		非常にやさしい。詳しくは下記参照。
オスメスの見分け方	オス	オスに性転換すると尾ビレの下の部分が伸びて、種によっては変化した部分の色が変わる。しりビレが変化したゴノボディウム?(交接脚?または交接器?)という棒状の繁殖器官を持っている
	メス	普通の尾ビレをしている
水槽内で好む高さ		中層
混泳での注意点		胎生メダカの中では気性の荒いほうで、グッピーや小型カラシンなどを追い払う仕草が見られる。隠れ家となる水草を用意すれば混泳は可能だ。
気をつけたい病気		−
推奨されるアクセサリなど		−
避けたほうがよいもの		酸性に傾くソイルやアクセサリなど
60cm水槽での適正な飼育数*1		20匹

特徴・飼育上の注意　

プラティーと同属とあって飼いやすく、弱アルカリ性の水であれば問題なく飼育できる。
注意する所があるとすれば、大量に仕入れ安価なため雑な扱いを受けていることもあり、しっかりとトリートメントされたヒレにカケなどないかチェックをしましょう。
また長くブリードされてきたものの宿命か、ウイルス性の病気にかかっていることがあり、治療は困難だ。

エサに関しては何でもよく食べるので困ることはない。食べるだけあげるというよりも、少し少ないかなと思うくらいの量をあげるのが良い。
繁殖も容易で特にすることはありません。母親のお腹の中で子どもが回遊できるまで大きくなるので気がついたら水槽が子どもで一杯、なんてこともよくあります。
稚魚の飼育は他の魚に捕食されないように水草を増やすか、大量に増やしたい場合は隔離してブラインシュリンプなどを与えると良いだろう。人工飼料を細かく砕いたものでも飼育可能だ。

飼育者の声　

■「どんな環境（水槽）で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長（cm）×3（冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1）の式に当てはめて計算しています