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ホワイトライン・トーキングキャット  

南米アマゾン川流域で広く分布するナマズの仲間。
ホワイトラインや別名のストライプが示すとおり、体の縦方向に横断したストライプ柄が特徴。
大きく発達した胸鰭の先端には硬いトゲがある。また、体側のホワイトのライン上に鱗板状の骨板がある。

トーキングキャットという名前の通り水のない環境だと「グゥグゥ」と鳴く。

幼魚のうちは体色が濃いブラックのため、ストライプ柄が目立つが、成熟するにつれてチョコレート色に変化する。細い体も成熟するにつれてナマズらしくボッテリとしたフォルムになる。

夜行性が強いため鉢や土管など隠れ家を作ると良い。ライトの光を遮るように水草を植えるのも良い。夜に沈下性のタブレットを与えれば大抵の環境で問題なく飼育できる。
口に入らないサイズの魚には攻撃を仕掛けないため中型魚以上なら大抵の種と混泳が可能。

特徴のよく似たPlatydoras costatusと混同されることがあるが、Platydoras costatusは模様が頭の上を通らないので判別が可能。


Photo  

ホワイトライン・トーキングキャット
 
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データ  

学名Platydoras armatulus(Valenciennes, 1840)
英名Raphael Catfish, Humbug Catfish, Striped Raphael Catfish, Southern Striped Raphael, Striped Talking Catfish, Chocolate Talking Catfish
分類ナマズ(Siluriformes)目、ドラス(Doradidae)科、プラティドラス(Platydoras)属
通称ストライプ・トーキングキャット、ラファエル・キャット、ストライプ・ラファエル・キャット、チョコレート・トーキングキャット
分布南アメリカ・アマゾン・オリノコ川下流域、パラグアイ・パラナ川、
最大体長水槽では20~25cm程度。43cmという記録もあるとか
寿命10年以上
人工飼料冷凍飼料活餌など。雑食で何でも食べる。沈下性のタブレットが最適。夜行性のため暗くしてから餌を与える。
適性な水質温度22~30℃
PH5.8~7.5
硬度非常な軟水〜硬水:2~20°d
飼育難易度やさしい、幅広い水質に対応することができるため、南米系の熱帯魚を飼育できる環境なら問題ない。
繁殖難易度難しい、長く熱帯魚として親しまれる本種だが産卵に関するデータがない。おそらくホルモン剤などが必要。
オスメスの見分け方オス見分けるのは困難
メス見分けるのは困難
水槽内で好む高さ低層
混泳での注意点大人しい:夜行性のため日中は鉢や土管に隠れているので口に入らないサイズなら混泳が可能。大きくなると口も大きくなるので小型なカラシンなどは混泳不可。夜も自分から攻撃を仕掛けることはない。
気をつけたい病気白点病
推奨されるアクセサリなど隠れ家となる鉢や土管、ライトを遮る水草など
避けたほうがよいもの
60cm水槽での適正な飼育数*13匹

特徴・飼育上の注意  

水質も水温も多くの熱帯魚が飼育できる環境なら問題なく飼育できる。

基本的に底で生息するため、メンテナンス時に低床の掃除を心がけたい。

胸ビレと、体側に生えている棘が硬いため、移動するときに網で掬うと絡まってしまうことがある。プラスチックの容器などに掬って移動すると良い。


飼育者の声  

■「どんな環境(水槽)で飼ったか。どんな魚と混泳できたか。こんな面白い発見があった。」など実際に飼育してみて気がついたことを投稿してください。上記データとの相違点がありましたら指摘して下さい。

お名前:


*1 単純な式で求めているので、必ずしも適正でない場合もあります。55リットル/最大体長(cm)×3(冷凍飼料など水を汚す魚の場合×2。テリトリーが必要な魚や肉食魚は×1)の式に当てはめて計算しています